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2004年12月31日
★馬券日記★ 12/31
超久々に温泉旅行に行ってきました。外は一面の雪景色でゆっくり露天風呂に使ったり、焼酎片手に煙草を吸いながら、月夜に雪が舞うのを眺めているだけで、満たされた気分になってきます。
雪国の人から見れば「雪が降ってただ寒いだけの夜」という日常になんでしょうが、喧騒の東京から来た者にとっては「静寂な夜にあるのは月と雪と風のハーモニー」という幻想的で非日常の世界なんですよ、これが。そしてこういう風情を感じられるようになったのも良く言えば歳をとったからからなんだと思う。二十歳の頃はスキー行って温泉でドンチャン騒ぎするのが当たり前だったんで、いやいや、歳をとることも悪いもんじゃないかな、と。
さて、今年も競馬が終わりました。歳をとった分、1年があっという間に終わってしまいます(笑)。
今年もバカみたいに馬を見続けましたが、バカみたいに馬を見続けたからこそ、いろいろと得るものがありました。何かを発見する度に「あぁ、自分はこういう所を見てなかったんだな」と。馬という生き物は、見れば見るほど奥が深いもんだと思います。いや、競馬というものが日常になり、ただ漫然と見ているだけでは何十年馬を見ても、絶対に見えてこないんですが、何かの目的意識を持って馬を見続けていると見えてくるものがたくさんあります。
例えば雨が降った不良馬場。年間に何度も無い状況だからこそ、できるだけ集中し、感性を研ぎ澄ませ「この状況でどういう馬が走って、どういう馬が走らないのか?」というテーマを基に、「繋ぎを注目して見る」という作業を行ってみるとか。そして後でレースVTRを見返して、こういうことが分かったとなれば、それは一つの発見であり、後日の不良馬場で活きてくる手法を確立することに繋がります。更にそこから、東京競馬場のこの距離はこうだったが、中山ではどうか?中京では?福島では?新潟では?という風に広がっていきます。更に重馬場でも観察していると実は水が浮いていく状況と、引いていく状況ではまた違った場合もあります。単純に良、稍重、重、不良と分けられないのが本当なんだと思います。
レースの観察でも漫然と勝った負けたを見ていると駄目なんですね。なぜその馬が動けたのか、動けなかったのかをテーマに見る。レースの流れはどこで動いているのか、実質何Fの競馬なのか、時計は速いのか遅いのか?速い脚は必要?持続力は?トップスピードは必要?馬場は深いのか?軽いのか?荒れているのか?どういう競馬が展開されたのかを観察する能力と、各馬の結果に意味づけする能力が問われます。意味づけできれば、その馬が次に、どんな状況で出てきたときに狙えるのか、消せるのかが自ずと見えてくるはずです。
馬券からもいろんなことが見えてくるはずです。特にハズレ馬券。どういう理由でそのハズレ馬券を作ったのか?ハズレるからには理由があります。それをレースVTRでちゃんと観察することでその理由が見えてきます。例えばその馬が出遅れて負けた。「あぁ、この騎手がちゃんと出していれば…」ではそこら辺のオヤジと一緒です。出遅れる馬かどうかは、馬を見たら分かるし、大抵の場合、過去に履歴があるはずです。「馬群を割っていれば…」大外が損な状況で、その馬は常に大外を回す馬かもしれません。「道中掛かってた…」適距離でしたか?あるいは掛かり癖のある馬では?。私は大概VTRを見て「あぁ、無理なことを要求したな」と納得することばかりです。「その馬に無理なことを要求した馬券は外れる」なんです。ハズレた理由を馬や騎手のせいにしてるようでは、一生負け組みでしょう。結果分析をフィードバックして、事前にそうなることを予期する能力、これが勝ち組に回る唯一のスタンスです。ただ漫然と馬券を獲った獲られたではまず見えてきません。
こういうことは多分、仕事でもそうでしょう。なんとなくルーティンな仕事を繰り返すばかりではミスは減らないし、効率は変わらない、そして仕事をつまらなく感じる。日常というルーティンから少し離れて非日常的な視点を持ってみることは何か新しいものを創造する上で重要なきっかけの一つなんだと思います。幸い、私はいろんな競馬場を転々とすることができ、いろんな視点を吸収することができました。ほんとは、もっといろんな競馬を見ることが必要なんだと思います。更に競馬以外のもっといろんなものを見ることで、今よりもっと幅を広げていけるような気がします。来年のテーマもやはり「予想と馬券のスキルを上げること」なんですが、今年もそれが達成できた以上、来年もまた「まだ見ぬ世界」に足を踏み入れることが可能だと思っています。
最後に、今年一年、JRDBを支えて頂きありがとうございました。微力ながら皆さんの馬券にお役に立てるよう、来年も頑張りたいと思います。では、良いお年を。
http://homepage3.nifty.com/kanseiha/index.htm
ラジオたんぱ杯2歳S回顧
1着 ヴァーミリアン (2番人気)
かなり仕上がっていました。スローの展開で番手につける競馬、これは武豊騎手のペース判断の巧さが出たのでしょう。4角を回りきってから余裕を持って追い出すことができていました。完勝といっていい内容です。
2着 ローゼンクロイツ (1番人気)
前走と比べて若干絞れたという程度で、状態は平行線でした。馬体は地味なんですが、見映え以上に走る馬だという印象を受けます。今回の敗北は位置取りの差が出たのでしょう。巻き返し必至です。
3着 アドマイヤジャパン (3番人気)
まだ余裕のあるつくりでしたが、前走よりも締まっていました。あまり見映えがしない馬ですが、この馬もレースを見る限りでは見た目以上に走っています。ゲートの出が遅く、後方からの競馬だったので、この着順が限界でしょう。今後もっと実が入ってくれば更に走ってきますう。
4着 シックスセンス (4番人気)
それなりに仕上がっていました。トモの流れ方もだんだんマシになってきています。素質はあると思いますが、馬格がないのが痛いところでしょう。それでも瞬発力には目を見張るものがありました。
京都2歳Sの1、2着馬の着順が入れ替わることになりましたが、これは展開のアヤでしょう。ローゼンクロイツとヴァーミリアン、加えてアドマイヤジャパンが抜けていて、一枚落ちてシックスセンス、という印象を受けました。おそらくこの4頭は展開の差、つまりは4角回っての位置取りの差が出たのでしょう。この4頭は今後も中心に見ていいと思います。
5着 シルクネクサス (7番人気)
まだ余裕のあるつくりをしていました。スローの展開で逃げることができたので、4角まではひょっとすると逃げ切られるかもしれないと思いましたが、叶わず。瞬発力の差が出た形となりました。今後は同じペースで逃げられる瞬発力の問われない競馬で力を発揮するでしょう。
6着 グランロワイヤル (5番人気)
体は前走よりも絞れていました。前駆はいいのですが、後駆の実の入りが甘かったように思います。見た目は若干キングカメハメハに似ていますが、後駆の甘さから腰にまだ力がなく、返し馬でも走りに力強さがない印象を受けました。まだ体に芯が通っていないのでしょう。今後走ってくる可能性はありますが、もっと良化することが前提条件です。
投稿者 jrdb_admin : 12:37 | トラックバック
2004年12月28日
【競馬稼業はつらいよ】終いよければすべて良し!?
土曜日:本日の勝負レースはメインの「ラジ短」と狙いを定め、道中はなるべく大人しく。と。しかし、ソコは根が助平、ちょいと手を出せば?で挽回しようと…。も裏目縦目の連続、どうもこうも流れが悪すぎる。そんな悪い流れを軌道修正する間もなく勝負レースであるメイン(ラジ短)を迎えてしまう。
◎3番グランロワイヤル:-10kの馬体減もまだお釣りのある身体つき。上体だけみればG1クラス。ただ、歩様が硬い、特にトモの踏み込みが力強さに欠けスピードが物足りない。返し馬ではマズマズ動く。結果的に見れば腰に疲れが溜まっていたのかも。
○2番ローゼンクロイツ:大分馬体締まってきたがまだ仕上げの甘さ残り、良化の余地ある。
▲ヴァーミリアン:使う毎に馬体シッカリ、今回も最高のデキ。鞍乗の指示通りに動けるのが最大の武器。
△シックスセンス:最初の頃はトモの甘い造りだったが、使う毎にトモに張り出てシッカリしてきた。そのうち走り出す。
1番アドマイヤジャパン:初戦と比較してそんなに変化は見られなかった。が使っていけばかなりのところまでいきそう。
で馬券の組み立ては3番の単、馬単、馬連、3連単、3連複、ワイドのグルグル巻き馬券。獲らぬ狸の皮算用で、コレが嵌ればドンチャン騒ぎで正月を迎えられる。と。結果、うーーん。さ3番がーー。でドボン。(涙) (杉作、杉子さん、サカイさん、来年がありますよー。がんばりましょう。)
日曜日:さて、本日の闘いはどうするベ?そう、狙いのレース&馬がどうもこうも探せど見あたらない。ならば、勝負は「有馬記念」1本!と。あとはタネ銭を幾ら増やせるかだけ。こんな難しい日にはピンポイント馬券(単・複・ワイドのコロガシ&プール式)で攻めるのが正解。と。
2R、12番のフォーカルフィギヤが人気の割りに複勝が140円もついている。脚質も前付けできヤネも先行馬なら大丈夫やろ。コレは美味しいわい、早速、隣にいたミッチーに馬券を頼む。結果、2着同着。OK。
コレで気を良くし、イケイケドンドンと…。もコレちゅうレースも馬も現れなくて昼を迎える。そんなこんなで退屈な時間が過ぎようとしていたソノ時、「今、競馬場に着きましたー、迎えに来てー」と。そう、一部の世界では知る人ぞ知るアノ女帝軍団+(歌手・男)がやってきた。となると女帝の周りはとにもかくもハリケーン状態になり「なんでもあり祭り」が始まる。ここは腕利き営業マン?のゴリラーマンさんに女帝のエスコート役をお願いする。
席に座るや否や、あーやこうやと周囲の観客お構いなしの無礼講で、レースが終われば終わったで、やったー、とったー、あたったーの叫び声が毎回スタンド中に響きわたる。とにもかくも女帝はの性格はトコトンの負けず嫌いで、絶海に当てなければいけない。そう、ハズレは絶対的に嫌なのだ。よって、馬券収支はマイナスでもよい。とにかく当たればよいのだ。(汗)
思い出したようにコロガせるレースが現れたのが9Rの障害戦。◎8番トーヨーシーザー:叩き3走目でキッチリ仕上がる。○1番アズマビヨンド:休み明けをひと叩きされスッキリ仕上がる。馬連でも勝負できそうだが、ここは慎重に1−8番のワイドを選択し、2レースの払戻金全部コロガしをとミッチーに頼む。結果、ワイド240円。コロガシ成功。
もちろん、女帝軍団も大本線的中でワンワンキャンキャンの大騒動で祭り状態で、それこそ周りは羨望の眼差しで一杯。
10R、ここはコロガシはパスも、女帝軍団は疲れを知らない子供のように、イケイケドンドンで買うは買はもうどうにも止まらない。結果、ここも大当たりの絶好調。
11R、ひと叩きされた◎9番ヒューマが絶好の変り身を見せる。トップハンデは気になるが複なら大丈夫やろ。と、ここに払戻を全部コロガすようミッチーにお願いする。結果、複勝150円。ヒヤヒヤもんの3着も3連勝達成。ホッ。
女帝軍団といえば、さすがにここは抜け目だろう。もチャッカリ枠連で押さえており、万歳三唱。それにしても引きが強い。(脱帽)
本日の勝負レース「有馬記念」を迎える。先ず、1番ゼンノロブロイの軸は鉄板やろ、あとは気配次第でアタマまで。問題は相手探し。事前予想では相手も4番コスモバルクと10番デルタブルースで固いと。も事前の馬体重の発表段階で10番が18kもの馬体増。いくら馬体を戻したとはいえちょっと増えすぎ。ならば4番勝負か。もこれまた展開(抑える)を考えるとちょっと難儀。さて、どうするか。で選択した馬券は1番のゼンノロブロイの単勝。そしてコロガしも1番に全部と、ミッチーに馬券を頼む。結果、その1番はキッチリ1着。単勝200円。コロガシ成功で4連勝達成!
で万歳も、4番コスモバルクの結果は残念としか云いようが無い。やはりこの馬は前でレースをさせるのがベター。「馬は乗ってみなければ分からない」と良くいうが…。ソレを聞く耳を持たなかった陣営(騎手以外…。調教師の立場上少し可愛そうな気もするが)の負けだろう。
場面が変わって、女帝軍団といえば、コレまた絶好調で有馬の3連単まで当てている。もう、ワッショイワッショイのお祭りダー!である。
最終レースもキッチリ当て、女帝軍団+(歌手・男)は、超ご機嫌で帰路につく。もちろん、ご祝儀も忘れることなく。(笑い)ありがとうさん。
あっ、ゴリラーマンさんお疲れさまでした。それと忘年会幹事も務めていただき本当にありがとうございました。料理もお酒も美味しかったですよ。また、タナカさんにはいろいろと心ヅケまでしていただき、本当にありがとうございました。感謝です。
来年も皆様にとってよい年でありますように。ではでは。グットラック!
2004年12月27日
【BBコラム検証】〜簡易版〜
今週の主な番記者推奨馬
<土曜日>
阪神5R スズカノフジアロー 単勝850円
<日曜日>
中山4R エアフォルツァ 単勝830円
江坂特別 トリリオンカット 単勝380円
など
☆コラム回顧
[土曜日] 阪神8R 3歳上1000万下 タイセイエトワール
それにしても古川厩舎って阪神は好相性のような気がします。
直線に坂があるから調教で相当鍛えられているのが好結果に繋がっているのかも知れません。
単勝1030円は厩舎指数の高さからすると絶品のうまさ。2004年の中央競馬最終日の前になかなかいい仕事ができたなあ〜と思いました(笑)。
[日曜日] 中山9R 有馬記念 タップダンスシチー
先生をはじめ、厩舎の皆さんといろんなお話をさせていただいたからこそ、取捨のポイントを設定(コラム参照)することができたタップダンスシチー。
そのひとつ、ひとつはレース週に聞いたものではなく、タップが栗東に帰厩してから毎週積み重ねて聞いたもの。
見た目だけでは判断できない、厩舎の思惑、意図、状況。情報が増えれば増えるほど混乱するかも知れないけど、それを上手に捌けばかなり大きなものを得ることができます。
それを痛感したのが今年の有馬記念でした。
これってJRDBの提供する独自データをどう使いこなすかっていうのととすごく似てるんですよね。
やっぱりデータ(情報)は多いに越したことはありません。来年はピンポイントではなく、各所各所できっちり捌いて回収率をアップさせたいと思いますので、JRDBともども応援のほどよろしくお願い致します。
☆厳選BB馬成績一覧
◇日曜日◇ 阪神8R 9 タヤスゼンカイ 赤木高 飯田雄 1人 1着 単320円 複130円
[解説]
基準ではもっと人気していましたが、変なオッズで320円の単勝。
厳選にしてはかなり好配当となりました。
先々週と先週は1頭の厳選でともに勝利。よい締めくくりができました。
2004年12月25日
競馬王紙面連動
▼馬券マニフェスト
明日の該当馬はこんな感じです。
でも、気分は既に有馬記念ではないでしょうか?
中京02 01 サトルスマイル 004.2(02)
中京06 01 スピードアーバン 008.3(05)
中京07 07 アナステーシア 008.8(05)
中京08 05 クイッククラフティ 033.1(07)
中京12 02 エクスプロイト 017.8(06)
中京12 12 カフェムーン 005.5(04)
競馬王のDVDでも宣言していた通り、有馬記念の予想を発表いたします。DVDの内容とはガラリと一変してしまいました。
中山9R
◎4.コスモバルク
○8.ダイタクバートラム
▲1.ゼンノロブロイ
注10.デルタブルース
△9.タップダンスシチー
△11.ヒシミラクル
◎4.コスモバルクは、ジャパンカップから、ハミをノーマルハミからリングハミに変更し、口を割らないようにクロスノーズバンドを装着してきた。それで、きっちりと番手で折り合い古馬混合のG1で2着の成績をおさめている。手替りもひとつの要因ではあるが、それよりも馬具変更の効果が大きいと見る。五十嵐冬樹騎手に戻っても、なんら問題なく折り合って終いまで脚を伸ばせるはず。
対抗だが、本来は▲1.ゼンノロブロイが実績・能力ともに問題なしではあるが、1番枠が少し気掛かりなのと、鞍乗の体調は完全なのだろうか。土曜日の競馬も些か精細を欠いていた。○8.ダイタクバートラムは、ロングスパートが効くダンスインザダーク産駒。中山コースは【1-2-2-0】と複勝率100%で抜群の相性。橋口厩舎3頭だし、最も期待できる馬に武豊を騎乗させていると見ます。
注10.デルタブルースは、どーもポカが多い気がします。D.ボニヤ騎手。下手ではないのですが、人気のここもジャパンカップと同じ乗り方をすれば、後方ままで馬群にのまれそうな予感。状態は良く、順調にきてはいるのですが。乗り方ひとつでは、上位肉薄は十分可能と見ます。
2004年12月24日
【馬場】12/20〜12/24中間馬場情報
★中山競馬場
■今週1週間の天気
12/20(月) 曇 雨量> 0.0mm 21(火) 晴 雨量> 0.0mm 22(水) 晴 雨量> 0.0mm 23(木) 晴 雨量> 0.0mm 24(金)正午現在 晴 雨量> 0.0mm 芝:良 ダート:良 25(土)予報:曇→晴 30% 26(日)予報:曇/晴 30%■使用コース状況
芝Aコース(先週:Aコース)
- 開催当日の芝の長さ:野芝約4〜6cm・洋芝約10〜14cm(先週:野芝約4〜6cm・洋芝約10〜14cm)
- 今週もAコースを使用します。3〜4コーナーの内側には多少傷みがありますが、全体的には引き続き概ね良好な状態です。
- 今週は芝刈りを実施しておりません。
- 20・22日:芝の生育管理のため散水を実施しました。
- 開催当日の砂厚:約8cm(先週:約8cm)
- 22・23日:コース全面において砂厚調整を実施しました。
- 競走馬の安全のため散水を行うことがあります。
- 今週は芝刈りを実施しておりません。
- 20・22日:芝の生育管理のため散水を実施しました。
- 開催日の草丈は約10cmの予定です。
★阪神競馬場
■今週1週間の天気
12/20(月) 晴 雨量> 0.0mm 21(火) 晴 雨量> 0.0mm 22(水) 晴 雨量> 0.0mm 23(木) 晴 雨量> 0.0mm 24(金)正午現在 晴 雨量> 0.0mm 芝:良 ダート:良 25(土)予報:晴/曇 30% 26(日)予報:晴/曇 20%■使用コース状況
芝Bコース(先週:Bコース)
- 開催当日の芝の長さ:野芝約5cm・洋芝8〜12cm(先週:野芝約5cm・洋芝8〜12cm)
- 今週もBコース(内柵から2.5m)を使用します。3コーナーと4コーナーの中間から4コーナーの出口にかけての内側に若干傷みが見られますが、他は概ね良好な状態を保っています。
- 21〜23日:芝刈りを実施しました。
- 今週は散水を実施していません。
- 開催当日の砂厚:約8cm(先週:約8cm)
- 21・22日:コース全面において砂厚調整を実施しました。
- 競走馬の安全を考慮し散水することがあります。
- 凍結防止剤は散布していません。
- 今週は芝刈りを実施していません。
- 今週は散水を実施していません。
- 開催日の野芝の草丈は洋芝8〜12cm、野芝約5cmの予定です。
★中京競馬場
■今週1週間の天気
12/20(月) 晴 雨量> 0.0mm 21(火) 晴 雨量> 0.0mm 22(水) 曇 雨量> 0.0mm 23(木) 晴 雨量> 0.0mm 24(金)正午現在 晴 雨量> 0.0mm 芝:良 ダート:良 25(土)予報:曇→晴 30% 26(日)予報:晴/曇 20%■使用コース状況
芝Cコース(先週:Cコース)
- 開催当日の芝の長さ:野芝約6〜8cm・洋芝約14〜18cm(先週:野芝約6〜8cm・洋芝約10〜14cm)
- 今週もCコースを使用します。3コーナー手前〜4コーナー過ぎの内側とホームストレッチの一部で、傷みが見え始めましたが、引き続き良好な状態です。
- 今週は芝刈りを実施していません。
- 開催当日の砂厚:約8cm(先週:約8cm)
- 20・22日:砂厚調整を実施しました。
- 22・23日:散水を実施しました。
- 開催日の砂厚は約8cmです。
社長日記〜有馬記念

今年の競馬も今週でおしまい。グランプリ、有馬記念です。それに伴いまして、JRDBスタッフも、あちらこちらに出演いたします。ご視聴可能な方は、是非ご声援の程宜しくお願い致します。
12月25日(土)
・競馬予想TV! 橋浜保子/井内利彰 ダブル出演
→井内利彰の美浦・栗東トレセンリポートも放映されます!
・グリーンチャンネル 明日のレース分析 場立ち予想
→古谷剛彦が出演いたします。3分間の持ち時間でどれだけ話せるか?
余談になりますが、今回の場立ち予想には、「風雲!赤木塾」の著者でもある、城崎哲さんが出演されます。現在も、競馬王で連載をもたれておられます。(コースの鬼等)
否が応でも盛り上がる有馬記念、準備万端で迎えましょう!
【馬場差】使用コースと馬場差12/18・19
| 日目 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
| 日付 | 12/4 | 12/5 | 12/11 | 12/12 | 12/18 | 12/19 | 12/25 | 12/26 |
| 芝 | -12 | -1 〜 -4 |
-12 | -12 | -10 | -10 | - | - |
| ダ | -14 | -20 | -14 〜 -12 |
-14 | -10 | -10 | - | - |
| コ − ス |
A | A | A | A | A | A | A | A |
| 日目 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
| 日付 | 12/4 | 12/5 | 12/11 | 12/12 | 12/18 | 12/19 | 12/25 | 12/26 |
| 芝 | -6 | -6 | -3 | -3 | -3 | -3 | - | - |
| ダ | -10 〜 -9 |
-16 | -12 | -8 | -8 | -5 | - | - |
| コ − ス |
A | A | A | A | B | B | B | B |
| 日目 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
| 日付 | 12/4 | 12/5 | 12/11 | 12/12 | 12/18 | 12/19 | 12/25 | 12/26 |
| 芝 | -14 | -6 〜 -8 |
-12 | -12 | -14 | -14 | - | - |
| ダ | -6 | 3 | -6 | -6 | -10 | -10 | - | - |
| コ − ス |
A | A | A | A | C | C | C | C |
2004年12月23日
★馬券日記★ 12/23
〜違和感〜
今週、競馬をやっていて「あれ〜?」というのがあった。芝も、ダートも、先週までのパターンで「これは大丈夫でしょう」という馬が勝たない競馬が続いたのである。その「違和感」はある意味で、想像していた通りで、つまりはここ2週と競馬が違っていたのである。
芝は決着時計や上がり時計が明らかに速くなったのは、Cコースに替わったという以上に、芝が使われて叩かれて、寝たために馬場が硬くなったということ。馬場が硬くなれば、当然スピードが出るわけで、よりキレ味勝負になっていた。単に先行する能力、抜け出す能力「だけ」では全く歯が立たなくなってしまう。トータルとして時計を出す能力、あるいは、速い上がりを出す能力が徹底的に求められる状態だった。レースVTRを見てもしっかりした蹴りと大きな走りで先行して渋太く走れば、後続に追いつかれるチャンスが無かったものが、ちゃんと加速した上で、より柔らかく広く走れる差し馬にチャンスが回ってくるようになった。今週の芝は展開はほとんど要らないんだと思う。
ダートも軽く、速くなった。単純にここ2週使った馬を比較すれば明らかで、土曜日の4Rを勝ったラガーリーダーが時計も上がりも詰めて勝ち、日曜日の2Rヤマニンノーティスは1秒以上時計を詰めた。レースVTRを見ても「止まる競馬」「スタミナ戦」から、「決め手を使う競馬」あるいは「スピード能力」が必要という競馬に近づいてきたからだ。パドック的に言うと、バテないことを中心にした馬の見方と、スピードと決め手を使う見方への移行が必要だったのである。ダート1000mだって、先週だけは大型馬偏重である。ゴメン、オレ自身が「暮れの中京開催は競馬は変わらないだろう」と油断していたので、時計を観察することをあまりしてなかった。競馬は変わる可能性があるのが常なのにね。完全にアジャストできなかったのには必ず理由があった。最終週の今週はまたそれをどれだけ印にフィードバックできるか?である。
〜府中と中京の関係は〜
今開催、発見したことの一つとして芝では「東京と新潟好走馬は信じるな」は一つ予想として大きな意味を持っていた。2つのコースとも「残り2Fまで構える競馬」が主流であるからだ。中京は違う。3〜4コーナーからのペースUPが当たり前。後続からの捲り、「圧」が掛かった上で、直線は更に高いトップスピードを出す必要がある。逆に言うと、東京と新潟は直線を向いてからのヨーイドン。スローから誰が一番加速が速いですか?の競争だ。ギアで言うと府中は3速での加速力勝負なので、脚を速く回す必要があったけど、中京は勝負所で既に4速で回っていて直線5速という感じで、より広く走る必要があるからだ。競馬の「質」が全くと言っていいほど違うのである。先週の府中好走人気馬を並べてみた。
1番人気フローレス 4着
4番人気シルクプロシード 15着
2番人気オールピュール 10着
2番人気オフィサー 7着
3番人気マチカネヒザマル 5着
2番人気アドマイヤマックス 5着
2番人気エローグ 3着
悲しくなるほど結果が出ていない。レースを観察していて各馬の共通項が「脚は速いけど、走りの広さは限界がある」ということ。人気になってこの位連対しないのだから、予想や馬券として、その馬の価値はかなり低い。もちろん、府中末期に走った馬は割と持続性のある馬が多いので、この限りではないのだが、馬券や予想の戦略としては一つの物差しとして十分に役に立つはずだ。
もう少し発展させると、馬の強さってなんでしょう?前走1・2着だから人気?ってなんでしょう、ということになる。同じようなことは先週のエコルプレイスでも書いた。そもそも競馬の構造自体が全場違うということ、同じ競馬場によっても馬場状態が違えば結果が違うということ。その馬を知ってますか?その馬の過去歴を調べましたか?その競馬場を知ってますか?その馬場状況を把握してますか?である。競馬の予想のスタンスを正しい座標位置に据えて、全てのものを見る力が競馬には問われている。人気馬に囚われること、近走好走馬に囚われること、是、貧乏の始まり。
http://homepage3.nifty.com/kanseiha/index.htm
【回顧】フェアリーステークス(G3) BY京介
空は比較的晴れ間が広がり、空気も乾いて非常に寒い中山です。日曜は昼ごろから風が随分強くなり、それに押されるようにテンから速い流れになる展開が続き、相当な先行馬不利状況が続いていました。そんな中行われた薄暮前のフェアリーステークス。テンから徹底的に飛ばす韋駄天型が4〜5頭揃い、先団の先頭は常に3頭以上が雁行状態。2歳牝馬の限定重賞にも拘らず、テンの3Fのみならず1000m通過時点のラップでも同日の古馬スプリント重賞のCBC賞よりも速い流れ。これを2歳牝馬に先団で押し切れというのはさすがに無理な注文でしょう。結果的には先団5頭ほどは坂で脚が止まる展開にはなりました。しかしだからと言って差し馬にとっても直線は相当強い向かい風。ジリジリ隊列が変わっての展開の恩恵に預かったわけではなく、この流れを明らかに他の馬と違う脚色で差し込んでこそ、それ相応の評価ができる内容と言えるでしょう。
サーガノヴェルが圧勝した年の7秒台には流石に及びませんでしたが、今年の1分8秒半ばの決着もこの時期の2歳牝馬にとっては相当優秀なものと言えます。
1着:フェリシア
細身でスッキリ見せバランスよく柔らかい箱型。腰確りしバネを感じる本来はまともなマイラー。今回は他馬の出脚の方がやはり速く、中団の内から4角で徐々に外へ張り出す流れに。直線に向いてようやくエンジン掛かってくるとそこは差す馬の強みもあり、外から一気に交わし去る形で前で押し切ろうとするペニーホイッスルをさらに1馬身突き離す形のゴール。
ここ2戦、府中のマイル付近では「早め仕掛けて坂上で甘くなる」を繰り返していたが、距離短縮しテンに速い強敵が揃った相手にぶつけることで速い流れで折り合いを付け、末脚に転化させる事で末の甘さを解消した形。決して腰高で硬い単調なスピード馬ではなく、柔軟な体の使い方ができるからこそレベルの高い競走でこういう競馬を作れる。新潟の経験は伊達じゃないと言えよう。頭は高いものの手先が確り伸びていて、素早い収縮を頻繁に繰り返せる強みがある。体型は決してスプリント距離のものではないし、馬込みも全く苦にしない。マイル近辺までのテンに速い厳しい展開なら強敵相手の一発がある。
2着:ペニーホイッスル
四肢バランスよい馬体。冬場の休養明けながら毛艶良くスッキリ見せ好仕上がり。背中が柔らかい。左前脚の繋が内側に結構曲がっていて、その箇所を踏む度にギクシャクし結果左前の出も硬くなる。レースでは道中楽な感じで先団後ろの6番手外目を追走、スムーズに直線抜け出す形に見えた所を外からの一気の強襲に敗れた形。
2戦目で重賞挑戦する形にはなったが、キッチリ仕上げてきて全く見劣らず。それどころかレースでもスピード負けして馬込みに包まれるような形に全くなってない。まともな競馬をして阪神ジュベナイル組を圧倒するのだから、経験少ない馬としては非凡な内容と言える。この馬もどちらかというとスプリント然としているわけではなく、マイルまでなら十分通用の手先の軽さや柔らかさがあり、速い流れでタメて差す競馬の方が上手そうだ。続けて使えない弱みがあるかもしれないが、さらに上を目指せる良化余地、伸び白があるのが好材料。
3着:カシマフラワー
多少胴長く感じた。腰高体型でハッキリスピード型。毛艶案外で寂しく見せるが、余裕ない印象はない。首を立てて周回する。レースは絶好位を持ったまま楽に追走、直線はいざどこを突くかという構えだったが、先団の壁が思ったより崩れない。アテが外れて追い出せず。仕方なく外差しに構え直し、直線伸びたが3着交わすのが精一杯だった。流れ不向き。
他よりも馬格そこそこある馬で案外跳びも大きいスピードタイプ。4連勝の中身は先団捲りや逃げての圧勝が多く、いざ本番の馬込みで細かい加速が利かず躊躇する流れに。テイエムチュラサンが思ったより手応え落ちず間が開かなかったのは確かだが、フェリシアのような俊敏さがあればペニーホイッスルより先に前に入れたタイミング。力任せの競馬をしていたツケが紛れを生む流れに嵌ってしまったという感想を持った。本来はこのメンバー相手に十分前で押し切れる力があっただけに、悔やまれる内容。ヘクタープロテクター産駒はなまじっか半端なパワーやスピードがあるだけ、洗練された切れ味がなくこういう紛れに突っ込んで勝ちをもぎ取るべき展開で弱い。
4着:グランドエナジー
腹ボテでトモ確り、多少脚短めも馬格のあるパワータイプ。フックラ見せ冬場でも気配落ちず。両前脚のソエは大して腫れもなく、ずっと軽い。気にせず。先団のやや後ろ、内枠利して最内ピッタリ回る展開から直線で内をこじ開けて一旦伸びかける。坂上の叩き合いになりかけた所で大外強襲の勢いに屈し、ゴール前で惜しい4着に。
パワータイプに見せながら跳びが雑でもなく、馬込みで折り合えて器用に立ち回り、馬群を捌く器用さと物怖じしない集中力があるのが強みか。今回は多少隊列の有利な場所に乗っかれた所もあるが、終いバテ気味でもなく脚色は確りしてる。強敵相手に人気薄でも大威張りできる4着だと言える。牝馬のパワータイプだと今後使いでがない弱みがあるが…
5着:ツルマルオトメ
横で並べて明らかに他よりも胴が長め。腰も少し甘く感じた。トモ流れる。体つきは悪くなくスッキリ見せている。使い続けた強みが出ている印象。両前のソエは夏場から変わらずずっと大きいまま。両前は膝から下が外向きの曲がり脚。多少抑え気味のスタートから道中は中団も、常に外へ逃げ気味の格好で走り、コーナーワーク時に制御込みで躊躇するように蛇行している様子が見て取れた。直線は外からジリジリと伸びつつ5着に何とか届く所まで。
外に壁を作れないと左に逃げる癖が常にあり、新潟・中京もラチ頼っての好走。元から跳びも大き目の馬で、右回りの今回は道中勢いに乗せ切れなかった印象。突っ張って走るような癖もあり、蹴りが単発で単調なスピードに乗らないと強い競馬ができない。左回りの平坦、中京あるいは新潟がベストだろう。
11着:キャントンガール
腹ボテ、トモ・体軸確り。脚短め。牝馬にしては体幹がゴツイ印象が強く、脚短い分逆に懐が狭い。初見だが体つきは良く見せた方だと思う。両後肢にソエがあった。ゲートは速い馬で出脚付きかけた所で内からスタート決めた馬に倣い、抑えつつの好位の競馬を展開。しかし3角辺りから手応え悪くなり、背中や首を大きく使う掻き込む動きになって直線向くともうバタバタ。
かなりテンから速い流れになり、よそ行きの走りで対応できなくなって地の走りが出たという印象。本来はダートで体重を乗せて馬力を利かせる競馬が本道で、手先の軽さや俊敏さで勝負するレースには合わないなと感じた。やはりダートでこその馬だろう。それに先団で徹底的に押し切る競馬しかできず、今日のような消耗戦・差し馬断然状況はどうしても展開や隊列が相当不利だった。
★ジュベナイルで惨敗した馬が平凡な時計で空き巣重賞を制するということは、クラシック路線でもう序列として下だと決着が付いてしまった馬が勝つということで、牝馬戦線(主に関東馬)に年明け以降の新興勢力の台頭の可能性がほぼ摘まれるということと同義です。
そして今年は、見事にフェリシアとペニーホイッスルがそれを覆してくれました。しかも、例年の平凡な決着時計では決まらず、サーガノヴェルの次に優秀な1分8秒半です。それも単純比較は出来ないとしても、2歳の牝馬が同日古馬CBC賞よりも中間ラップの内容は優秀でした。パドックで見ても、例年の「大半が500万条件と同じレベルの馬」で占められてる事はなく、体調を維持しつつ今期の冬を順調に迎えられたと思える馬も多数いました。レベルの高い面子を集めてこそ、そのレースでレベルの高い内容を示せる価値を見出せるということでしょう。本当に今年は下級条件・底辺の馬の底上げが著しく、2歳馬全体のレベルが高い年だなと感じました。
サーガノヴェルが超好時計で優勝した年は、2着がブルーリッジリバーに4着がアローキャリーでした。そう、優秀な内容で走破していた馬が桜花賞でワンツーを決める結果になったのです。サーガノヴェルもその後牡馬相手のニュージーランドトロフィーのレコード決着で2着。夏場に1200mで何度も争い、ジュベナイルを戦ってきたスピード馬は確かに強敵ですが、経験で優る馬を素質の差で打ち破りさえ出来ればその後に素晴らしい展望が拓けてきます。フェリシアにペニーホイッスルは秋口のクラシックには乗り切れなかった分、体にくすみがなく十分な上積みを見込める2頭です。ぜひ、桜花賞路線で好走に繋がるように、大いに期待したいですね。
★そして2歳戦線でまた新種牡馬が重賞勝ちをもぎとりました。フレンチディピュティ産駒(アンブロワーズ)が函館2歳Sを、マイネルラブ産駒(コスモヴァレンチ)が小倉2歳Sを、アドマイヤベガ産駒(ストーミーカフェ)が札幌2歳Sを、そしてここでまたグラスワンダー産駒がフェアリーSを制しました。他のG1前哨戦などでもマイネルレコルトやスムースバリトンにスキップジャックなど、要所の重賞でことごとくサンデー産駒の頭を押さえつけるように新種牡馬が勝ち上がっています。
もはやこれはサンデー凋落の前兆とかそういったレベルをとうに過ぎ、新しい群雄割拠の種牡馬時代の到来が始まったと言い切っていいでしょう。阪神のジュベナイルで、渋太くもサンデーの踏ん張りが利いたようですが、サンデー産駒相手に切れ味やスピードで上回る馬がことごとく勢力図を塗り替えています。癖持ちで体質も弱い、万能性に縋っているだけのサンデー産駒に対し、活力で大いに優る馬が最後競り勝ってる場面ばかりです。しかも、それが外国産馬であったことは一度もないと。
サンデー産駒に降伏しっぱなしだった近年のPOG戦線ですが、来年の3歳クラシックはもはや大混乱の坩堝になるのでは。父内国産馬全盛のクラシック戦線など、ついぞなかったことです。勇気を持った選択ができた人が果たしてどれだけいたことでしょうか。
2004年12月22日
【回顧】CBC賞(G2) BY鈴木永人
今開催の中京は、昨年に比べると芝足が短いことと、雨の量が少なく、かつ開催と被ることが少なかったため、時計が速かったということ。そして3週目でCコースとなり、芝も踏み固められてきたため、ここ2週と比べても更に時計が出やすくなった状態でした。中京の1200mというのは基本的に「持続型」の競馬場なんですが、それは3〜4コーナーから直線の半ばまで下り坂が続いているからです。それが今年は馬場が硬くて速いせいで、直線の上がりの速さ、つまり「トップスピードの高さ」とそこに到達させるための「加速装置」も同時に求められるようになっています。この両立をするためには「大きなトモ」と「大きな走り」が必要になってきます。ただCBC賞という重賞では、内実が違いました。テンが33.9秒で重賞としては明らかにスローです。そして上がりは34.3秒。逃げ馬がギャラントアロー「だけ」という構図ではテンが速くなるはずが無かったと言えます。そして4コーナーまで後続の捲りがほとんど無い「ノープレッシャー」の競馬。昨年のラップが以下のように、右下がりだったのに対して、今年はテンが遅く、4コーナーが遅く、最後の2Fがとてつもなく速いという構図です。つまりこのレースに限って言うと、明らかに持続ではなく、徹底的な加速の競馬になっていた訳です。つまり加速の遅い馬は全く抵抗できない構図でした。
2003年 11.6-10.1-11.1-11.3-11.9-12.5
2004年 12.2-10.6-11.1-11.6-11.2-11.5
1着:プレシャスカフェ
大きなトモと胴の割りに長めの脚が特徴です。休み明けでも張り艶は良く、初重賞挑戦といえども全く見劣りがしませんでした。返し馬でも蹴りの強さと後肢の引き付けの速さを見せ、かつ、走りに柔らかさがあって伸びがありました。つまりは加速が速い上に、走りが広がるので短い時間にトップスピードに乗れるということです。そもそもが福島で1.07.5の好時計で勝ち、加速の速さも見せており、結果的にこの競馬に最も適応した形で突き抜けました。
ここを勝った以上、意識するのは高松宮記念でしょう。かつてはサニングデールがこのレースを勝っていますが、同馬も加速が速く、走りに伸びやかさのある馬です。体型の構造こそ違いますが、スプリンターとしては相当高い質を見せたと思います。あとは関西の1200mコースで、もう一つ高いトップスピードと維持能力を見せられればGIというものが現実味を帯びてくると思います。
2着:ゴールデンロドリゴ
誰がこの馬の2番手を想像できたでしょうか。好発して、スローだったために、馬なりで2番手のポジション。 こういう時に、この馬は追い込みだからと下げしまう騎手もいますが、地方騎手や外人ジョッキーはあまりその馬の脚質にこだわりません。赤木騎手もその一人でした。こういうのを見ると「馬なりで行く」というのがどれだけ大事か分かります。
この馬はいつも腹袋が大きくて、骨太で筋肉量が多くて、太めに見せる馬ですから、私にはこの馬を太いと思ったことがありません。張りという意味で、昨年の方が良かったという言い方ならできます。太いかどうかで計ってはいけないタイプの馬です。大きなトモでちゃんと加速ができる馬。走りにも柔らか味があります。最後は勝ち馬の決め手に屈しましたが、これ以上ない競馬で結果を出せたと思います。決着時計が1000万下と同じだったのも助かりましたし。
3着:リミットレスピッド
1000万下のレースで中山にいた時に見たことがある馬です。そこでは明らかに馬体が抜けていた訳ですが3着に負けました。まあ競馬というのはこういうものです。体重の割りに胴も脚も短い馬で、目立つのは大きなトモと幅、腹袋でしょう。体重は全てそこに費やされている感じです。持ち味は大きなトモと小さな走りで繰り出す瞬間的な加速の速さでしょう。ただ最後に2着馬も交わせなかったのは、走りの広さに限界があるということです。こういう馬はスケールが問われるGI競争などになると、通常は厳しいもので、ようやく重賞出走までたどり着いたものの、いつも足りない結果になるかもしれません。もちろん加速重視のスプリント戦は他にもあるので、そういう時は力を如何なく発揮できると思います。
4着:メイショウボーラー
スプリンターとしてはそれほど速くないことを見せてしまいました。腰高で、胴や脚はゆったりしている体型で、トモはそれほどありませんから。ただ勝負所は外々を回って、スピードに乗ると長く脚を使った訳で、競馬の内容としては一番スケールを示すものでした。体に柔らかさがあるので、高いトップスピードが出ます。高松宮記念ではもっと流れが厳しくなる訳で、冬場を順調にこせばチャンスはあるかもしれません。
5着:アドマイヤマックス
瞬間加速を得意とする馬で、流れも明らかに向いたんですが、外枠で勝負所で外々を回ってしまったために、追いつかない競馬になってしまいました。本来がマイラーであるので、距離不足は明らかでしたが。デキに関しては素晴らしいの一言で、5歳になっても馬がまだまだ若いと感じました。
6着:ギャラントアロー
ここ2走真面目に走っているのは前走からつけた「チークピース」の効果だと思います。状態面に関しては張りもあって良いデキなんですが、脚が遅い逃げ馬です。大きなトモがある割りに、体に柔らかさが無いので、上がり勝負になってしまうと、明らかにキレ負けします。もっとも、走り方も割と雑な方なので、速い逃げを打ったとしても、時計面で厳しかったのではないかと思います。この馬を狙うなら、時計の掛かる馬場が荒れてきた末期、あるいは開幕週で芝が深い状態で、というのが筋なんだと思います。
7着:シーイズトウショウ
私自身が少し勘違いをしていたかもしれません。昨年はもっと寂しい馬で、冬毛も目立っていましたが、今年の秋は体がしっかりとして、トモを身につけてきました。が、この秋3走を見ていて、以前のように直線で弾けるような走りが出来ていないのが現状です。おそらくは体重が増えて、筋肉量が増えて、体がしっかりとしてしまったために、以前の体の柔らかさが失われたんだと思います。そのために体を大きく使えない。トモや筋肉がつくことが全部の馬にとって必ずしも良いことではありません。それは馬だけではなく、人間にも言えることで、例えば新体操の選手が、成長すると実は成績が落ちたりする場合があります。体が大きくなって、それを上手く使いこなせない、あるいは柔らか味が失われるからです。かつてコマネチという選手がそうでした。そういう意味でシーイズトウショウはピークを過ぎたと言えるかもしれません。今回は鼻出血を発症したとのことですが、この馬の不振はそれだけでは説明できませんから。
11着:ドリームカムカム
少し脾腹が寂しくなりましたが、牝馬なのでギリギリの仕上げだったと思います。ただそれでテンションが上がり過ぎて、返し馬で掛かってしまいました。いつもの好位からではなく、中団馬群で折り合いに専念したのはそのためだったと思います。道中は揉まれて何度も頭を上げる状態で、全く競馬になりませんでした。ある意味でこの敗戦は全く無視して良いというもので、今後冬場で馬が硬くならなければ、重賞戦線で十分戦っていけるはずだと思います。
2004年12月21日
【回顧】阪神牝馬ステークス(G2) BY橋浜保子
1着 ヘヴンリーロマンス(3番人気)首筋と腹回りにびっしりと冬毛が出て体つきはぎりぎり。道中は枠を利して内でじっと待機。ブリンカーが浅いので、周りを気にする素振りは見せなかった。距離ロスが全くなく、直線では前がぽっかり開く幸運。すべてが上手く運んだ。
2着 メイショウバトラー(4番人気)
連闘で馬体は地味に映ったが、疲れを感じさせない気力をみなぎらせていた。3番手で控えて流れに乗り、4コーナーで早めにダイワエルシエーロをマーク。勝ち馬に出し抜けを食らう格好になったが、勝ちに等しい内容だった。さすが武豊騎手。
3着 ダイワエルシエーロ(2番人気)
前走時よりも実がしっかり入り、特に腰からお尻にかけての筋肉がぴんと張り詰めていた。毛ヅヤも大幅に良化。欲をいうなら、今回は肩の出に少しだけ違和感があったが、それを差し引いても抜群の仕上がりだった。今回は枠順と乗り方の差。
5着 アズマサンダース(7番人気)
他馬の周回にお構いなく、1頭だけパドックの内側をクルクル回る。腰から後肢にかけての甘さは仕方ないとしても、今回は馬体に芯が通っておらず、全体的にフニャフニャした感じだった。気配を表に出すこともなく、物足りなさだけが残った。
9着 オースミハルカ(1番人気)
前走時よりもはるかに見映えのする馬体。冬毛も目立たなくなり、毛色もかな濃くなっていた。しかし、本質的にはぎりぎりの体つきでレースに臨むタイプの馬。見た目が大幅に良化していたのは、中間に楽をさせたからかもしれない。
投稿者 hashihama : 18:13 | トラックバック
2004年12月20日
【競馬稼業はつらいよ】反省、反省、反省ありき。(ほんまかいな・反省)
土曜日:週中に風をひいてしまい、金曜の夜なんか咳の出っ放しで眠れず、
体調もイマイチ。しかしながら、土曜の朝、時間になれば「競馬」の一文字で
身体は一瞬のうちにシャッキとし、眠いもシンドイも何処かへ飛んで行ってし
まう。コレって、威張っていいものか反省も必要なのか?
本日の勝負は最終レース。と言うのも、ここ何週か最終レースの万馬券を連
勝中と結構相性がよい。で柳の下のドジョウ狙い。よって、道中はピンポイン
ト作戦で押しては引き、引いては引き、またまた引きと、超消極的な戦い。
そんなこんなで早くも11R(アクアルミナスステークス)を迎える。
◎(3・6)7番ビッグフリート:スッキリ仕上がり軸なら鉄板か。返しもマ
ズマズ。
○(2・3)8番ヒューマ:少しお釣りあるも仕上げはマズマズ。コレなら圏
内か。も返しは若干重い。
▲(2・2)2番:キッチリ仕上がる。返しは若干アタマ高いがスムーズな走
りでマイルまでなら辛抱できそう。も現状ベストはこの距離までだろう。
△(2)13番バンブーミラン:体型的に腹ポテで重く映るが、それを割り引
いても少し余裕ある。ただ、デキは良さそう。
馬券をどう組み立てるか。そう、最終レースのタネ銭作り。で、7番から2
番本線の馬単、馬連、ワイドで勝負。結果、ご馳走さまでした。
さて、待ちに待った最終レース、
◎(3・6)12番メイショウセブン:馬体重はマイナス2キロだが、馬体は
前走時よりフックラ見せる。今回は、鞍乗四位で勝負態勢のはず。も、ここま
で引っ張られると半信半疑に…。も返しはマズマズ。コレなら大丈夫か。
○(2・3)2番アイシースズカ:冬毛出てきたが仕上げはマズマズ。も返し
が軽い。ちょこっと不安が覗く。
▲(2・2)4番ビッグスマッシュ:輸送を意識したのか若干余裕残し。返し
はマズマズ。押さえは必要。
△(2・1)3番エイシンツヨシオー:少しお釣りあるもコノ馬なりに順調。
返しは煩い。が押さえは必要。
△(1・9)13番ボードスウィーパー:ひと叩きで少し絞れるもまだ余裕残
し。返しは重め。
決断、12番軸で堅いが馬単、馬連の相手本線は絞り辛いし、コレからでは
万馬券は?よって3連単、12番の1頭軸狙いで1、2,3,4,5,13,
15番へと流す。えっ、ソレって何点買い(56点)?そんなもんどうでもエ
エ、とにかくマン馬券が当たればええんや。そう、連勝記録が懸かってるんや。
と。それにしても「マン馬券」か…。結果、コレがどうにか決まって、結果オ
ーライのマン馬券となる。こうなればハズれるまでいかなしゃーないわ。ま、
ハズレるのは時間の問題やろけど。
日曜日:寒いだろうと厚着をしていったがコレが見事裏目に出て、暑いはあ
ついはで、それにも増して昼飯をくってからというもの、アタマの天辺から汗
が滝のように流れだし、辛抱しきれず上着を脱ぐ。それにしても暑すぎやで。
もちろん、本日の狙いは最終レース。も、それまでにタネ銭稼ぎをとチョコ
ッと手を出しては叩かれ、チョイと助平根性で手をだすもハタカレ、どうもリ
ズムに乗れない。こりゃーナンボなんでもアカンワと手を引っ込め見をかます。
しかし、ソレでは勝負師としてのメンツが立たん「やられたらやり返す」の
負けん気根性がムクムクと。で解禁の紐を解いたのが10R。
◎(3・6)10番ラタフィア:12キロの馬体減だがこれくらいで丁度よい
仕上げ。前走、馬券をタラフク買ってやられているだけに、ここは取り返す絶
好のチャンス。と先ず、単勝勝負(この時点では350円)!であとは馬単流
し。結果、単勝は頂くも、馬単がハズレ。それも2着にきた4番のレンドフェ
リーチェは、気になってはいたが、前走の休み明けを叩いて10Kの馬体増。
ならば、2走目のポカも、次走が狙いだろうと…。おまけに単勝が290円に
と値崩れ。(涙)
あっ、ショウジ&カヨさん優勝おめでとうございます。まだまだいけまっせ!
そんなこんなでフトコロは少々寒い。でメインに手を出すも、お門違いのピ
ンぼけ予想で当然、馬券はハズレ。(涙)
しかし!勝負は最終レースや!と気を取り直し気合を入れ直す。
◎(3・6)1番ベレノス:馬体フックラ見せデキ問題ナシ。返しもマズマズ
で頭鉄板か。
○(2・3)マチカネホマレ:キッチリ仕上がる毛ヅヤも良し。返しスムーズ
でメンバー中1番のデキ。勝ち切れなくとも2・3着は十分。
▲(2・1)11番サンライズビート:休み明けで若干重めも連なら。返しは
煩い。
△(2・0)6番ナムラダマシイ:引き続きデキは良さそう。返しもスムーズ
になり、あとは展開次第。
9番マサアンビション:休み明け。毛ヅヤはマズマズも若干重く見せる。休養
前は蹄にアダプターパット(裂蹄)も、今回は治っていた。
決断、3連単勝負で1番軸流し。上記馬プラス9番、2番まで手広く流す。
結果、1番が前半から押して押して行くもスピードに乗らず、一旦、ズルズル
と後退。4画で内を付くも前が壁になり追えず。マン馬券の連勝街道もストッ
プとなり、涙、涙の…。それにしても、馬券で負けるちゅうんはホンマ辛いわ。
反省。
注意 ◎→パドック印。
(3・6)→パドック点。例、◎3・6なら、軸鉄板。他のファクターでプラ
ス材料あれば単まで。
同じ◎(3・4)でも、連軸ならどうにかも、他のファクターでマイナス要因
あれば?と、発信しています。が、あくまでこれ等は目安としてご活用下さい。
13R 居酒屋
馬券で負けたとなると誰か銀主を見つけなくては、探さなくては。で、ブー
タローに、「今日は誰がゼニをもっとんじゃ」と訊く。と「そりゃー、ミッチ
ーさんですよ」と迷いもなく一発解答。このブータローは食べること以外、得
意も取り柄もなんにもないが、唯一、得意といえば、誰がお金を持っているか
の嗅覚だけは天下一品である。そう、稼ぎは無いが食欲だけは半端でなく、大
飯くらいのナントかである。だからこそ、人がよくてお金を持っていてるのは
誰?と。ま、よくいえば危機管理がよく出来てるちゅうこと?(笑い)
ま、なにはともあれ、ミッチーさん、ごちそう様でした。
ではでは。グットラック!
【BBコラム検証】〜簡易版〜
今週の主な番記者推奨馬
<土曜日>
ディセンバーS カナハラドラゴン 単勝680円
<日曜日>
阪神7R トーホウハヤテ 単勝580円
天竜川特別 クラクエンチーフ 単勝740円
など
☆コラム回顧
[土曜日] 中山11R ディセンバーステークス カナハラドラゴン
web競馬王の直前情報でも◎にしました。併用調教は今の中山芝に向いていますから。
それにしても後藤Jの勢いを感じるレースっぷりでしたね。
これで金杯に向かうようなら、あらためて番記者の印に注目したいところです。
[日曜日] 阪神10R 北摂特別
ラタフィアは横綱競馬で3角から仕掛け気味に前を捕えにかかります。
一方、エメラルドアイルは馬群に包まれ、仕掛けが遅れて遅れて。
それでは届くわけないですよね。もしくは阪神がやっぱり向かないのか?これなら単勝だったと思います。
☆厳選BB馬成績一覧
◇日曜日◇
中山 9R 14 マイネルボウノット 後 藤 萩 原 1人 1着 単190円 複110円
[解説]
土曜日は出走馬がいなかったので、日曜日の1頭のみ。
自分でレースを引っ張りましたが、強い競馬を見せてくれました。
厳選なので配当の妙味は少ないんですが、きっちり仕事をしました。
2004年12月17日
【馬場】12/13〜12/17中間馬場情報
★中山競馬場
■今週1週間の天気
12/13(月) 晴 雨量> 0.0mm 14(火) 晴 雨量> 0.0mm 15(水) 曇 雨量> 0.0mm 16(木) 晴 雨量> 0.0mm 17(金)正午現在 晴 雨量> 0.0mm 芝:良 ダート:良 18(土)予報:曇→晴 30% 19(日)予報:曇/晴 30%■使用コース状況
芝Aコース(先週:Aコース)
- 開催当日の芝の長さ:野芝約4〜6cm・洋芝約10〜14cm(先週:野芝約6〜8cm・洋芝約10〜14cm)
- 今週もAコースを使用します。4コーナーの内側に少し蹄跡がありますが、大きく傷んでいる箇所はなく、全体的には先週までと変らず、概ね良好な馬場状態です。
- 今週は芝刈りを実施しておりません。
- 開催当日の砂厚:約8cm(先週:約8cm)
- 13・16日:コース全面において砂厚調整を実施しました。
- 15日:凍結防止剤を散布しました。
- 競走馬の安全のため散水を行うことがあります。
- 今週は芝刈りを実施しておりません。
- 開催日の草丈は約10cmの予定です。
★阪神競馬場
■今週1週間の天気
12/13(月) 晴 雨量> 0.0mm 14(火) 晴 雨量> 0.0mm 15(水) 晴 雨量> 0.0mm 16(木) 晴 雨量> 0.0mm 17(金)正午現在 晴 雨量> 0.0mm 芝:良 ダート:良 18(土)予報:晴→曇 30% 19(日)予報:曇 40%■使用コース状況
芝Bコース(先週:Aコース)
- 開催当日の芝の長さ:野芝約5cm・洋芝10〜14cm(先週:野芝約5cm・洋芝8〜12cm)
- 今週からBコース(内柵から2.5m)を使用します。先週までの開催で傷んだ部分はBコースに変わることで概ね隠れ、全体的に良好な状態となっております。
- 今週は芝刈りを実施していません。
- 今週は散水を実施していません。
- 開催当日の砂厚:約8cm(先週:約8cm)
- 3・7〜10日:コース全面において砂厚調整を実施しました。
- 競走馬の安全を考慮し散水することがあります。
- 凍結防止剤は散布していません。
- 今週は芝刈りを実施していません。
- 今週は散水を実施していません。
- 開催日の野芝の草丈は洋芝8〜12cm、野芝約5cmの予定です。
★中京競馬場
■今週1週間の天気
12/13(月) 雨/曇 雨量> 1.5mm 14(火) 晴 雨量> 0.0mm 15(水) 晴 雨量> 0.0mm 16(木) 晴 雨量> 0.0mm 17(金)正午現在 晴 雨量> 0.0mm 芝:良 ダート:良 18(土)予報:晴/曇 30% 19(日)予報:曇/晴 30%■使用コース状況
芝Cコース(先週:Aコース)
- 開催当日の芝の長さ:野芝約6〜8cm・洋芝約10〜14cm(先週:野芝約6〜8cm・洋芝約10〜14cm)
- 今週から後4日Cコースを使用します。先週までの使用で傷みの著しい3コーナー手前〜4コーナー過ぎの内側をCコースでカバーすることから、引き続き良好な状態です。
- 13日:芝刈りを実施しました。
- 開催当日の砂厚:約8cm(先週:約8cm)
- 13〜16日:砂厚調整を実施しました。
【回顧】朝日杯フューチュリティS(G1) BY京介
ここの所ずっと晴天続きながら、乾燥肌にはかなり厳しい寒さが続いている関東地方です。開催当日の日曜日は比較的暖かかった土曜に比べ最高気温が7度近く下がったようですね。現場でも時折吹き付ける風が非常に冷たく、館内ですら寒さを凌ぐのにあまり十分でないような印象。また、12月ともなってくるとメイン付近の時刻では空が微妙に薄暗くなってきます。年末の重賞は馬も人間も寒さへの抵抗がないと厳しい戦いになってくるでしょうね。最初のスタートから常に緩くて長いコーナーワークをずっと強いられる、中山外回りマイルで行われた朝日杯ですが、結局は例年通りの「3角で馬群の半分より前」を守った馬同士で決着しました。馬場状態がまずまず良く、それでいて近年は−出走馬中誰もが経験していない−1分33秒台で走破できてしまう先行馬が必ず誰か出てくるんですから、その馬を交わさないと勝てないという前提であれば、やはり勝負所で好位置にいないと、そういう場所にテンから動ける自在性がないとダメだということでしょう。
直線一気の瞬発力勝負に賭けようという馬は、レコルトの捲りから始まった3角過ぎスパート合戦に乗り遅れ、直線でのバテた馬の後退、あるいはそこから馬込みを突くかという大混雑に巻き込まれ、加速に乗り遅れると言う結果になりました。スキップジャックが最内で挟まってレース終了していたのもそうですが、馬込みが膨れ上がったタイミングでさらに外を差さなければならなくなったペールギュントやマイネルハーティーも、前行く馬が勢い付ききった後から仕掛け始めてる分、流れに乗れず差し遅れになってます。こういう部分を見ても、朝日杯や中山と言うコースは一瞬脚を使う馬に非常に不利で、無茶捲りや無茶逃げの方が(この相手関係で通用するなら)むしろ決まりやすい、そんなレース形態になってると思います。適性面では完歩が狭いピッチ走法で脚を測って差す馬よりは、大きなストライドで走ってしかも速い、と言う馬に引き続き有利になってます。
全体評価としては稀に見る大混戦という前評判で、前日は1番人気が単勝4倍台という人気分布ではあったものの、終わって見れば重賞勝ち履歴のある1〜3番人気が力を発揮し、穴馬が台頭する余地は全くありませんでした。捲りと逃げと追い込みが上位に来て4角で不利を受けた馬も多数いたことで、展開読みをする人にとっては何が流れの中心になったのか今一つ判然としない、悪い意味でも中山らしい展開でしたが、先に実績を示していた馬が全て力を発揮し、展開の紛れで突っ込む余地がなく、そういった序列の逆転が起こらなかったともいえます。それでいて上位は全て1分33秒台で走破しているのですから、「今年の2歳戦線は全てレベルが高かった」と総括することもできると思います。
1着:マイネルレコルト
とにかく薄身で首差しも腰回りも細く無駄のなさ過ぎる体。煩い面もなくなり、落ち着いた周回。パワーや重さなどなく、俊敏な反応こそが武器。夏場はずっと小ぢんまり見せていたし前走もそう感じたが、今回はこの馬なりにトモや胸前に多少のボリュームを感じるようにはなり、背の高さでそれ程他に見劣らなかった。縦の比較としては夏場よりも成長があるのだろう。また夏場は両前脚の骨瘤とソエで踏み込む度に膝がずっとブルブル震えていて、とにかく脚が弱かったが、前走からその様子はマシになってきていて、痛い所がかなりなくなってきている印象も受けた。直前でBウッド61秒台の猛調教が課せたのも、以前の状態ではとても考えられなかったことだろう。今回ビットガードを外し、ノーマルハミをDハミに強化。レースではゲートは前走よりマシでも二の脚で多少モタ付き中団の後方、半分過ぎた辺りから外を一気に捲りに動いて他の後続は置いてきぼりに。直線向いてのストーミーカフェとの一騎打ちを、勢い付いた差し馬の強みで押し切った。
チーフベアハート産駒がそれほど馬っぷりを見せるタイプでは全くないにしても、中山のマイルをパワー抜きで押し切ったのは久々に思える。手先が軽く動く運動神経のほうが先行しているタイプで、確かに時計の速いマイルはこういう馬が走れるのは事実にしても、経験の浅い2歳戦はスケール感や重厚感で上回るパワータイプの方が有利なレースが今までは多く、こういう馬が今年の2歳戦を制したというのはいろいろ考えさせられる部分がある(後述)。これからの年明け3歳戦線において、距離が伸びた所への対応力に関しては、どちらかというと高速馬場、あるいは中距離なら緩急差のあるスローのレースの方が良さそうだし、マイルよりもパフォーマンスがさらに上がる、と言うシーンはないように思える。首差しも筋繊維も骨も細めで、現在のバランスでカッチリいい具合に治まってるというのが個人的な印象で、2000mや2400mにこれから対応しようかという、胴伸びや四肢の関節の緩さが生まれる余地はそうはないだろう。年明けは、類まれなる運動神経を最大限生かして、コスモサンビーム以上の成績を残せるかどうかがポイントだと思われる。
2着:ストーミーカフェ
腰高体型で胴長、柔らかい。歩幅広めで胴伸びがある。トモが確りしていて、あまり細身とは感じなかった。まだ腰甘目で節々に緩さを感じるが、張り艶十分にスッキリ仕上がる。場所を慎重に選んで使ってる分もあるのか、脚元に不安は全く感じない。相変わらずの出脚の速さを内枠断然有利の中山マイルでも発揮し、多少鞍上が手綱引きつつも2角過ぎでは二の脚でもう先頭。道中は常に後続を1馬身離したまま4角まで逃げ、それを追う後続がバテて行く展開。直線でマイネルレコルトに捕まった時に見た目バテかけてるが、ストライド走法で走る体全体の使い方が上手いのでなかなか減速しない。真後ろの馬とは差を詰めさせず、外の追い込みがようやく届くかと言う前にゴール。
この馬を番手以降でマークした馬が全て追走に脚を使い、さらにマイネルレコルトの捲りに全て掃除されてしまった。今年の2歳マイル戦線でこの馬以外に先行押しきりで2歳牡馬重賞を制した馬はこの馬しかいない。強い先行馬が他にいなかった、ということもこの馬にとって有利に働いたろうが、2歳世代戦において強力同型がいない優位性は決して今回においてのみではないだろう。2歳戦線総決算してもこの馬を脅かす同型がいなかったと結論付けられる以上、これから3歳中距離戦線になってもその優位性は揺るがないと見る。
後ろから見た体だと正面から見た印象よりも幅を見せる馬で、こちらはいわゆる力任せ、スピード能力任せに中山を押し切るのに向いたタイプ。腰高体型で重心が低く、体の使い方が非常に柔らかい。以前よりも走りも大きくなっているし、成長につれてスケール感が出てきた。こちらは体型的には距離伸びてもいいタイプだろう。どうしても出脚からやたらとムキに行きたがる部分があるようで、そのため強敵相手の引き付け逃げが難しい部分がありそうだが、今の所は短い距離や小回りしか使ってないローテの問題もあると思う。(コーナーが近い札幌1500mやその次が重賞・重賞でスピードのある馬が勝ちを求められるレースをすれば、そういうレースを覚えていくのは仕方ないだろう)馬体を見ていると寸詰まりだからスピードが出てしまう、という体型的な仕様ではないだけに、テン争いの比較的容易いレースを使っていけば馬も対応していくと思われるが。
3着:ペールギュント
前走と同じく、関東圏では輸送分もあるのかスッキリ硬く仕上がる。皮膚も薄く、手先に良く力が通っていて腰の位置が高い。重賞戦線を使っていくにつれ、仕上げに敏感になってきた部分もあるのだろう。右前は前走のように痛がる様子はなかった。一時期悩ませたソエの影響は今ではもうないか。好枠を引いたが前目に急ぐようなことはせず、道中は最後方近辺待機で持ったままの追走。4角から馬群に沿って大外へ持ち出し、マイネルハーティーとの併せ馬の形で伸びてきて坂上急接近するが、さすがに先に抜け出した馬には届かなかった。
全体的には駐立する分にはスッキリ見せてはいるものの、歩かせると節々の関節の収縮が必要以上に速く感じ、首使いの幅も小刻みで首をほぼ立てたまま走る。全体的に硬さを感じる馬。大型馬で脚は長いものの、この半端な硬さの分マイルに対応もするだろうし、大幅に距離伸ばしてもあまりいい所がない馬にも思える。今回の朝日杯や、デイリー杯がベストパフォーマンスではないか。この脚質を続けてる限り流れ向いても1800mだろうし、弥生賞にまで伸ばす頃には他の素質馬が間に合ってくると思う。
6着:ディープサマー
函館の1200m2戦しか好走履歴がないが、思ったより短距離馬然とはせず胴も脚もそこそこある。しかし、とにかく体が硬い。肩が立ち気味で前脚の出も狭いし、全体的に伸びのない動きが目に付く。左前にある大きな骨瘤は半年前からずっと引かないし、未だにソエも目立つまま。この半年間の成長期、ずっと脚元に悩まされ続けて貴重な時間を費やしたのだろう。レースでは出脚では他馬に負けてないものの、中山の外枠から内の馬を全て制するほど速くはなく、結局内に入る隙間もないため最初から道中ずっと馬群の外を大きく回る羽目に。マイネルレコルトの捲りにも仕掛けようとはするが体が付いていかない格好で、直線では馬込みでゴチャ付く中ジリジリと流れ込むのが精一杯という所。全く自分の流れにならずも、初のマイルで1分33秒台を計時しバテてないだけでも大したものだ。
多分に夏場から休んでいる時期に背が伸びたものと思うが、あまりビシビシスピードを見せる短距離馬という印象も特になく、今回の場所でどういう武器を主張するのか今一つ判然としなかった。決して外枠不利によってのみの敗戦ではなく、「充実した秋を過ごせなかった」というのもこの馬を不利に追いやった一因であったと思う。しかし、強敵上位に対して全く敵わなかったという内容ではないだけに、脚元の不安が解消しローテを絞っていけば活躍する場もまだあるだろう。これからの3歳戦線に向けては圧倒的に出遅れてしまった感は否めないが。
7着:エイシンヴァイデン
とにかく体が小さく見えた。横で比べるとかなり小ぢんまり映り、何度も見逃す。後肢がかなり硬い。多少筋肉がバランスよく備わってるのに気づく程度で、全然見せる体ではなかった。輸送するとしぼんでしまう馬だろうか?もう一度いい時期に確認して見たいと思わせた。左前の骨瘤も残ったままだし、両前のソエもそのまま。レースでは出脚一息で一旦さらに下げ、3角過ぎからかなり強引に外を捲ってマイネルレコルトの真後ろに取り付くが、そこから息を入れたときに捲り合戦が始まり、ワンテンポ遅れてしまう。何とか4角まで追い縋るが、直線では坂で他馬の勢いに負け坂上で崩れ出す。スタートから道中常に後手に回り、脚の使い所がズレまくった部分もあるが完敗の内容。
重賞になると常にダッシュ一息になる様子で、一完歩目が良くない馬か。体力任せに競馬していて道中他が早く流れに乗り切れずの場合は素直に屈し、弱メン相手には素直に力を出す内弁慶タイプだろう。個人的には時計がないというのが今後に向けて非常に苦しい。今日見た馬体、内容が本物ではないと思うが、とにかく動きがトロイし上がり目があるかは微妙に思える。
11着:スキップジャック
ペールギュントよりも腰の位置高く、トモ確り。体つきスッキリしアバラ見える。仕上げはビッシリ。繋が立っていて全体的に歩幅狭い。胴短脚長で持続性能よりも俊敏さが目立つバランス。脚元はスッキリしている。前走もそうだが出脚はかなりいい方。ゲート直後は3番手に一瞬出るかに見えたが、追走を遊ばせ5番手の内に抑えての追走。外が捲りに動くのを尻目に4角まで内で絶好の手応えだったが、直線手前で捲りの流れで外から馬群が急に密集し前が一気に狭まる。絶好のタイミングの場所で手綱を引っ張る羽目になり、結局直線ずっと出す場所をなくし手応え残ってるのに消化不良のままレースを終える。流れ不向き。
基本的に道中も差し込むときも跳びが小さく、出脚はいいのに道中前を急ぐと脚を使うので今の戦法のように壁を作りつつ脚を溜める、と言う手法。鋭い一瞬脚を流れを読みつつ使い切るというやり方では、コーナーが多く直線の短いコースで馬群密集しての捲り合戦になってしまうと先に流れを制されて持ち味を殺されてしまい、レースを制する決め手としてはそぐわないといった結果だろう。条件が変われば一気の巻き返しはある。あまり胴伸びがなく柔らかい馬でもないので、距離が伸びると一瞬脚っぷりがますます目立つ可能性が高い。マイル以下の平坦に近いコースで、上がりの速いレースの方が向きそうだ。
○2歳戦総括・感想
新潟2歳Sの好走馬が今年は非常にレベルが高かったと言われています。そのワンツースリーが全て重賞を制し、しかも上位2頭の牡馬牝馬が年末のジュベナイルとフューチャリティーを制してしまうのですから、結果論とはいえ相当なレベルでした。(個人的にはショウナンパントルのような変に曲がり脚で手先に力入らず腰グネグネする走り方を、将来に向けて云々評価すると言う感覚はあまりありませんでしたから、いくつかの意味の負けを認めると同時に素直に驚きです。)
個人的には今年の結果をうけて、早熟に関する考え方を多少改めるべきかと思いました。今年の結果で感銘を受けたのは、マイネルレコルトが秋を過ぎても成長が止まる事なく、年末になってさらに良さを見せたことそのものです。
今まで新潟2歳S組がその後の活躍の場所が随分狭まってしまうのは、夏場に十分体が動くようにとっとと仕上げておいて、他の未完成な馬との完成度のアドバンテージによって勝ちをもぎ取ると言う構図もあったために、夏場の暑い時期に力出し切ってその後の調子落ち・成長ストップに繋がってしまう悪い面が大きく、秋に向けての伸び白が少ない部分があったと思います。また、朝日杯をしても京都開催時に秋を順調に過ごした素質馬が大挙して出てきますから、全体的な有力馬の動向として、秋を境に「夏の実績馬<関西馬」にパワーバランスが変わってきますし、夏場のレベルを維持していても次から次へといい馬は出てきますから、朝日杯は「今現在絶好調な馬=前走勝ち鞍がある馬が」トーナメント戦の頂点を制する、と言う流れになってました。
しかし、ペールギュントがここ2戦負けた相手は、全て夏場に使って重賞レベルでも好走できた馬です。夏場に作ったアドバンテージをなくすことなく、さらに上積みしてきた馬が、経験差や完成度の優位性でもって2歳戦線の勢力図を塗り潰して行ってしまう結果になりました。この結果を「馬を傷めず、さらにどんどん伸ばす調教ができるようになった」ことこそがキモではないか、と考えます。関西に行ってしまったショウナンパントルを確認できないのは残念ですが、マイネルレコルトやスムースバリトンは使って硬くなるどころか好走していた頃の柔らかさを維持しつつ、さらに完成度を高め、精度の高い走りができるようにどんどん成長していったわけですから、新潟2歳の頃より断然上のパフォーマンスにこの2頭はレベルを上げてきたのが明らかです。
そしてその調教の技術自体も、化け物を連れてきて走らせたら前年に比べ2秒半速い、33秒台なんていうスーパーレコードが出てしまった97年のグラスワンダーのレベル(時計)にようやく追いつき、またここ数年はそれを単純時計比較で追い越す馬が数頭出るかという水準にまで達している所からも測れると思います。セールで○外を買ってきて2〜3歳短距離戦線で完成度の差で連勝させ続けてたような、パワーゲームをしていた時期の90年代から比べれば、さすがに○外全体のレベルは落ちてはいるとは思いますが、純内国産の血統の全体レベル自体がサンデーの底上げの助けもあってかなり高まってますし、そのいい所を伸ばすという調教も3歳クラシックにようやく間に合うどころか2歳戦でももう通用してると。
そして、そういう傾向になってくるとやはり北海道シリーズ・関東圏好走歴のある馬に相当有利になってくるのは自然の流れでしょう。2歳戦線において一番最初のマイル競走が新潟の2歳S、そして中距離重賞が札幌の2歳S。馬の状態が落ちる事なくその後上積みのみを単純に続けていく「足し算理論」が通用するような背景、「素材の良さよりも経験・先の結果重視」、「先に結果出していた馬が常に順調」、「路線が別の所から化け物が突然現れない」ような用件を保障するような前提条件があるなら、北海道組や関東馬が要所要所の重賞で有利なポジションを保ち続けるのが道理にはなります。
今年は朝日杯で1番人気単勝4倍の大混戦の人気分布だったんですが、裏返しで見れば「2歳戦の中心になる目玉の馬」がいなかったわけであり、そうなった時に完成度で先行してきてた馬がまた席取り合戦で優位に立つ、という結果でした。2歳戦では牝馬戦線・牡馬戦線全てにおいて関東馬に先行押しきりを許し、関東圏重賞において全く関西馬の巻き返しがありませんでしたが、ラジオたんぱから始まる3歳中距離戦線ではどういうシーンになるか、今年も、今までの序列を覆してG1総ナメする化け物が現れるか。関西の方に数頭怖い馬は徐々に出てきているみたいですが、どうでしょう。
現時点、朝日杯からはストーミーカフェを一押ししておきます。
2004年12月16日
【馬場差】使用コースと馬場差12/11・12
| 日目 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
| 日付 | 12/4 | 12/5 | 12/11 | 12/12 | 12/18 | 12/19 | 12/25 | 12/26 |
| 芝 | -12 | -1 〜 -4 |
-12 | -12 | - | - | - | - |
| ダ | -14 | -20 | -14 〜 -12 |
-14 | - | - | - | - |
| コ − ス |
A | A | A | A | A | A | A | A |
| 日目 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
| 日付 | 12/4 | 12/5 | 12/11 | 12/12 | 12/18 | 12/19 | 12/25 | 12/26 |
| 芝 | -6 | -6 | -3 | -3 | - | - | - | - |
| ダ | -10 〜 -9 |
-16 | -12 | -8 | - | - | - | - |
| コ − ス |
A | A | A | A | B | B | B | B |
| 日目 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
| 日付 | 12/4 | 12/5 | 12/11 | 12/12 | 12/18 | 12/19 | 12/25 | 12/26 |
| 芝 | -14 | -6 〜 -8 |
-12 | -12 | - | - | - | - |
| ダ | -6 | 3 | -6 | -6 | - | - | - | - |
| コ − ス |
A | A | A | A | C | C | C | C |
2004年12月14日
【回顧】鳴尾記念(G3) BY橋浜保子
1着 サクラセンチュリー(3番人気)ふっくらした馬体、柔らかい筋肉、雰囲気もなかなか良かった。発馬はひと息も、内ラチ沿いの最短コースを進み、直線も最内に進路をとる。まだ腰に力がついていないため、直線に坂があるコースは辛かったが、格上挑戦で金星をつかんだ。
2番 スズカマンボ(1番人気)
食べたものが全て実になるのだろう。少し立派に映るつくりだったが、このメンバーではモノが違う。ただ、パドックでは必要以上に気合いが乗り過ぎていた。レースでは馬場を気にするような格好で走り、直線は何度もバランスを崩していた。
3番 エイシンチャンプ(10番人気)
馬体的には特に変わった点は見当たらないが、今回は鞍上のヤル気が馬に伝わったようだ。返し馬の段階から、重賞でGI馬に騎乗する喜びを隠し切れず、満面の笑みを浮かべる古川吉騎手。馬のほうも行く気満々で、ゴール前もよく粘っていた。
4番 マイソールサウンド(5番人気)
適度な締りがあり仕上がりは良好。ただ、春からよく頑張った馬だけに、上積みを望むのは酷だ。気合を前面に押し出してパドックを周回するものの、後肢が動きについていけず遅れ気味。直線に坂がないコースなら結果も変わっていただろう。
5番 アサカディフィート(8番人気)
せん馬になってから腹回りがすっきりし、見映えがしなくなった。しかし今回は、この馬なりに各部に実が入り、まずまずの仕上がり。直線でびっしり追われていれば、3着馬に届きそうな勢いだった。ローカルで相手に恵まれればチャンスの目も。
6番 ヴィータローザ(2番人気)
冬場でも毛ヅヤがピカピカ。程良い丸みがあり、この馬としては最高の仕上げだった。直線に坂があるコースや湿った馬場は向かないものの、今日の仕上げなら馬券に絡まなければいけない。次走までこの調子をキープできることを願いたい。
投稿者 hashihama : 18:02 | トラックバック
【競馬稼業はつらいよ】〜やられたらやり返す!? な、オカザキ君
土曜日:
外に出るやむっとするようなぬる温かさ、こりゃー、厚着し過ぎたかも。しかし、取りに帰るにはちょっとじゃま臭いし。と、そのまま直行する。1R、パドック(阪神)に立つや否や、脇の下から汗が・・・。それにしても、この季節にして、この時間で汗を掻くほど暑いというのは異常すぎるわ。
それよりなにより、今週は、なにがなんでも、勝って勝って勝ちまくらなアカンお家の事情がある。ところが、世の中甘くないちゅうか、待てどもまてども、此方に都合のよいレースはなかなか現れない。で、辛抱しきれず手を出したのが4R(障害)。結果、的中したのが保険のワイドだけで儲けもごく僅か。まあ、負けなかっただけでもよしとするか。
5R、新馬戦ならナニか美味しいのんが居てるやろ。も、もうひとつエエのんがおらず、ここは素直に見とする。
6R、同じく新馬戦、ダート戦といえば馬券は見が多いのだが、この1400戦ちゅうのんは結構大物が出てきて、ゼニにできることが結構ある。その期待通りに、
◎4番ドラゴンアロー:キッチリ仕上がり、体型的にもこの距離がベスト。
○2番ナイキウェルカム:若干胴長も仕上がりはマズマズで、血統的にはこの距離がベストか。で馬券的にはこ2頭。あと、押さえるなら、
▲7番エディキャスケード、△1番ヤマニンデュエル辺り。
で返し馬へ。その本命視していた4番は、頭が高くちょっと煩い仕草。コレは脚元(左前内側に大きな骨瘤)を少し気にしているのかも。で馬券の組み立てを急遽、変更し2番から入ることに。馬単2→4、馬連2−4、3連複2−4軸の1番、7番流しとする。結果、大正解でスマンのー、あ、こりゃこりゃ。満足まんぞくで笑いが止まらない。
フトコロが温かくなると精神的にもソレが好循環につながり、アレやコレもと上手くいくような気にさせるのがギャンブル。そう、本来ならすぐ調子にのるがわしやけど、ソコは事情持ち、グッと気持ちを引き締めて7・8Rとも見する。(自分を誉めてやりたい。笑い)
9R、噂の6番サムライハートの登場、馬体的には初戦のダメージもなくええし、お坊ちゃん風で周回もおっとりしたもの。馬券的には3番アドマイヤコングへの1点勝負か。も、ちょっぴり配当が辛く、ここはチャリ銭で3連単遊び。結果、その6番がレースではボンボン的なわがままを出して、結果、どこにもいない。当然、馬券は紙屑。(涙)
10R、
◎9番ハギノメトロポリス:ローテはキツイがキッチリ仕上がる。コレなら連を外すことはないやろ。
○8番ストラタジェム:前走よりゆったりし大きく見せる。馬券的には一騎打ち。か。押さえるとしたら、7番、1番辺り。
で返し馬へ。9番は超軽目、8番はマズマズ。それより2番トウカイラブの動きが最高。で馬券の組み立ては、本線8−9ながらも、2番絡みのワイド、3連複で勝負。結果、本線馬券を外すも返しの良かった2番に助けられ、ホッ!
やっぱ、返し馬は大事やわ。
11R、◎4番アタゴタイショウから馬券を組み立てるも、ノーマークにしていた7番ブルーコンコンコルドに勝たれ、なにもかもハズレ。(涙)
12R、そう、問題の最終レース。ナニが問題かは、あまりにもひつこいのでここでは説明はしません。な、オカザキ君。(笑い)
最終レースになると阪神パドックは暗黒の世界に突入する。も、この日はなんとかかんとか少し見える状態。ホッ。
◎2番ジョーフュージョン:仕上げはマズマズでヤネと厩舎のやる気次第。
○3番ナゾ:休み明け馬らしく、馬体フックラし気配も良く見せる。ただ、冬毛が咲いて若干、筋肉に甘さがある。
▲5番タマモグリッター:相変わらずパドックではチャカチャカし落ち着きがないが、距離短縮は好材料。スンナリなら頭まであるかも。
△7番クリノワールド:余裕残し。周回中は厩務員に甘えてばかり。も、このヤネなら馬券から外せない。
注10番テイエムポイント:只今、連勝中、押さえは必要。かと。
さて、どうする、なにが?1頭軸流しの3連単か、それともマルチか?当然、男馬券の1頭軸・・・。いや、、オカザキ君、ここはマルチで先週のお返しをせんとアカンはナ。そう、馬券は勝ってナンボや! 結果、ワ、オー、3連単的中やがナ、万馬券やがナ!おまけに3連複までいただきやがナ。で払戻を計算すると?ななんやねん、たった5万ぽっちやんけ。それも総額1万7000円も投資してや。
ガックリコーンやで。そらそうやわナ・・・。3連単馬券をよく見れば買い目が60点で、金額が12000円って、なんなんや…多すぎやで。マルチ恐るべし。でも、先週の仇(マルチ)はとった!?で、オカザキ君。(笑い)
そのおそまつ馬券↓
http://www.jrdb.jp/mt/269/archives/04095312_1.gif
http://www.jrdb.jp/mt/269/archives/04095312_2.gif
日曜日:暑くもなく寒くもないし、フトコロはホカホカで絶好の競馬日和でやる気マンマン。そこへ、データ勝負のホッシーが現れ、こいつもいやに気合が入っている。どうしたんや、1レースから勝負かいな「そうですわ、2番ヤマニンプチフールの単勝勝負です」とニコニコ顔。で、即、その馬の単勝は買ったら絶対アカンで。ま、その訳はジュンタローに訊いたら、直ぐ分かるはずやからと注意する。
その1R、人気は△2番がするだろうが、この馬はなっんたってゴール前に坂のある阪神は甘くなるはず(前肢の繋ぎが超立っているため)。で狙いは1枠の◎ガラディナー。ま、初ダートで未知の部分があり、一応、人気はしてもそれなりの単勝はつくはず。返し馬ではソノ1番は素晴らしい動き。なら、馬券は、単勝を本線に、馬単流し。結果、ヤネが無茶な乗り方するも楽勝。ほっ。
おまけに血統からも3番をちょいと押さえていたお陰で馬単までもごちそうになり、朝からホクホク。
2・3Rは余裕の見。4R、障害は久々の1点勝負かと思わせるような2頭(1・14番)は好仕上げ。オッズを見れば、馬連で500円台。これって超美味しいやんけ。とメシ前のお小遣い稼ぎ。結果、コレが嵌って馬連、ワイド、3連複を頂き。もう、ほんま、こんな楽して稼げたら、競馬やめられんわ。
(笑い)
5R、新馬・ダート戦、似たり寄ったりの仕上げでドングリ状態。
◎2番シルクチャプター:スッキリ仕上がる。も、返し馬が煩い。
○3番キッチリ仕上がり毛ヅヤもよい。が、返し馬煩い。
▲9番グランディバローズ:毛ヅヤ一息も馬体はマズマズ。返し馬的にはちょっとマシ。
△4番フジヤマセレス:余裕残し。冬毛。も、返し馬はマシ。
で馬連オッズを見れば9番からだと最低で60倍以上。おっ、これは美味しそうと、9番流しをかけるもゴール前タレて3着。残念無念!
6・7・8Rと見し、9R。◎14番アルビレオは斤量58キロが嫌われてか3番人気まで落ち、複勝なんかは220円〜280円もつく。コレって超美味しいやんケ。と。結果、楽勝の2着。配当も250円なら、良しとするか。
10R、◎2番スパイキュール:キッチリ仕上がりこの相手では負けようがない。ただ、怖いのはヤネ(親父)だけ。それよりも単勝が110円ではどうもならん。それに、馬連、馬単にしてもイマイチ相手が絞り切れない。で見。
11R、この時刻になるとパドックは陽が落ちてホント見辛くなる。それでも集中心を高め必死こいて頑張らなオマンマは食えない。
◎9番スズカマンボは:ドッシリした馬体、歩様で他馬とは格の違いを見せつける。
○12番サクラセンチュリー:叩き3走目で絶好の仕上げ。
▲5番ヴィタローザ:馬体は余裕残しで厩務員に甘える仕草。押さえまでか。で馬券の組み立てを・・・。あっ、そうや、中京のメインもちょっと・・・。
でアレやコレやでマークシートが山盛りに。もう時間がない、急げー、で自動券売機に走る。ところが、1枚、2枚とカードが返却されてくる。
えっ、なにが間違ったの? それよりもお金も返ってきたし、馬券も出てきたし、ま、いいかと馬券も確かめもせずポケットに押し込み12Rのパドックへ走る。
結果、や、やりましたがなー、中京も阪神も本線ゲットですわ。と、ポケットの馬券を掴みだし、嬉しさを隠し、それぞれの馬券に目を通して当たってるがな、当たってるがな、クックック、ウン、アレっ?阪神メインの馬連・馬単馬券がありそうでナイ!今一度、ポケットを探るも一枚の馬券も出てこない。
くそーっ、返却されたマークカードに馬連と馬単が…。嬉しさ半減。トホホ。
13R、居酒屋
お茶して、次は腹減ったからとラーメン屋へ。もメインのカードミスで儲けも半減し、凹んだ機嫌はまだ直らない、ここはともかく誰かに勘定をさせなくては。と、ホッシーを指名。何故なら、先ず、1R(単勝)で助けていたし、それより、12Rで馬連1−8の1点勝負を成功していた。こりゃー、若いもんに大金を持たすことはできない?そんな訳?で奢らすことに。ホッシー社長、ごちそうさまでした。
酒の肴をを買い込んで例の店へ。でワイガヤガヤで皆様お疲れさまでした。
そうそう、マスターごちそうさまでした。そ、それよりもう少し馬券上手になってね。(失礼)
ではでは。グッ(ド←間違い)トラック!(笑い)
★馬券日記★ 12/14
先週は久々に満足のいく結果で土日を終えることができた。
最たるのが日曜日の8Rダ1000m。現場でも2人の方が3連複89,270円をゲットしていて、もうお祭り状態(^^;。これだから中京はやめられない。もっとも、こういうパドック点が打てたのも、先週の結果をちゃんと分析し、かつ現場のレースで微妙な修正を繰り返しながら競馬のイメージを組み立てていったからである。13Rの飲み会ではレースに対するイメージを普段どれだけ作っているか?が一つのテーマになった。「デキが良い、馬が良い、騎手が良い、前走成績が良い、「だけ」で馬券を買ってませんか?」という話である。案外レースのイメージも作らずに予想をしている人は多いのではないかと思い、今回は過去のレースを題材にして「イメージ」をテーマに日記を書くことにした。
例えば上記の8R、最内枠のフジマサミラクルはハナ条件の馬。外に行きたい馬は多いけど、馬体を見ても、燃焼式のPDFコメントを読んでも、馬なりでハナに立てる馬はいなかった。そして騎手の吉永はこの馬のことをよく分かっているのが近走コメント「押してハナ」でも伺える。行ききれば同馬の馬格と大トビで、直線バテずに押し切れるイメージができる。次に今の馬場が時計が掛かり、先行馬に厳しいスタミナが要求される状況を考えると、この馬を追っかけた先行馬は必ず辛くなる。
だからこそ追い込んでこれるビジョンシーカーとコアレスパレードが狙いになる。デキの良さは確認済み。あとはどっちが?である。あとはロイヤルダッシャーが大きなストライドでバテないというのを返し馬で確認。「良馬場なら」好位からの競馬で渋太いのが2走前の成績からも分かる。あとはここまで分かった上で、どう馬券を組み立てるか?だけになる。デキが良い馬は他にもいる。モノが抜けている馬はここにはいない。騎手なら中館だろうが、ハナに行けない、止まるのは目に見えている。「パドック点が4点だから」で買うのではあまりに安直過ぎると思う。重要なのはテンの争いがどうなるか、4コーナーの各馬の位置取り、直線伸びる伸びないのイメージを作ることができていますか?ということである。それが出来ているのなら、そのイメージに沿って馬券を組み立てればいい。逆に言えばイメージできないレースで馬券なんて作れるはずが無い。
逆に面白かったのがその前の7R。アリスタクラシーが明らかに馬体面、実績でも抜けているが、パドックが終わった後によく見てみると「ハナ条件」。この馬って好位からでも競馬できたっけ?。と調べてみるとそんな実績は無かった。速いだけなら他にもいる。ここで行けなければ?のイメージが働いた瞬間、このレースは絶対に手を出さないということになった。終わってみれば万馬券決着の大荒れ。アリスタクラシーは3番手からどこぞも無かった。逃げなきゃいけない馬が逃げられなければ競馬なんてこんなもんである。パドック◎4点に無条件に飛びつきませんでしたか?。モノ、デキが抜けていても、それ以前に考えなきゃ行けないことは他にあるという例。それができれば危険回避はできる。
またコラム通りの決着で、でもパドック点は逆というのもあった。1日目の10Rがそれ。実際パドック◎ウィッチズブルームのモノとデキは素晴らしかったし、レースでも後続を千切っての2着。が、それを上回ったのが○スーパーチャンス。コラムはこういう可能性が十分あるということを示したものであった。レースのイメージを正確に描けたコラムだったといえる。そしてラガーリーダーは連対しない、と斬り捨てながら、パドックでは想像してた以上に良い馬で▲評価。あとはここでは決め手の無い馬で、3着なら流れ込みであることが想像できるかどうかで、3連単3,670円に手が届くことができると思う。もちろん馬連370円を取りに行くのもそれは一つの正解。だが、これから始まるレースのイメージ、各馬のできることとできないことをちゃんと認識できれば、3連単を絞ってちゃんと作れる人もいる。
あるいはイメージが完全に追いついていない状況で馬券を作ったレースもある。雨で不良だった2日目の9R。人気馬が総じて危ないことまでは分かっていて、上位に来そうな馬が人気薄。でも馬連をバッチリ取れそうなところまで状況は把握できていない中、どうするか?で作った馬券が◎○▲の馬の単勝3点買い+◎→○▲のワイド2点買い。結果単勝1960円、ワイド2380円。半端な予想で明らかに誉められないが、半端なりに分かっていることの中で馬券を組み立てたケースだった。
イメージを作ることは他場の馬券を買う上では更に重要になる。例えば土曜日のギャラクシーS。コラムで推したエコルプレイスはクビ差負けしたけれど、狙い通りの好走をしてくれた。ここは阪神のダート1400mであり、府中や京都と状況も違えば、砂も競馬も違う。他場の好走実績など額面通り受け取れないのだ。先週の競馬を見て良馬場の阪神ではピッチ走法有利は分かっていた。
エコルプレイスの走法と3走前のシリウスSの競馬のイメージをちゃんと持っているからこそ勝ち負けになると踏めた。もっともブルーコンコルドの好走を読めず、単勝馬券は外れたけれど、予想としては良いものを提供できたと思う。限定された状況に置いて、確かなものと不確かなものを見抜くには、これまでのレース内容と各馬の個性、それぞれの競馬場と馬場をどれだけ知っているかが重要になってくる。仮に現場にいたとしても、状況と各馬の把握が出来なければ、確かな判断は非常に難しいものになる。
朝日杯ではコラム通りの馬券選択をした。
そもそもG1や重賞なんてこれだけ情報が多いのだから、予想など前日でほぼ終わりなのだ。重要なのはそれまでの各馬に対し、過去のレースを見て、ちゃんと意味づけができているかどうか?である。誤解を恐れずに言うと、それさえ出来ていればパドックなんておまけでしかない。中日新聞杯だって同じだし、他のレースもそういう位置づけをしている。馬券の選択は単複がストーミーカフェ。他に1着のイメージのあるマイネルレコルトだけは馬連で、残りの穴馬を馬単で買うというやり方。結果、今年は混戦と思ってくれたファンが大勢いたお陰で馬連は1530円ついてくれた。だが、当たっても反省がある。ストーミーカフェは厳しい競馬を逃げて連勝してきたが、やはりそこは平坦の札幌。厳しい競馬で逃げて、中山の急坂を乗り越えて勝つというのはメンバー中、よほど馬が抜けている必要があったのだ。過去歴を見ても朝日杯で逃げ切り勝ちは相当難しいでしょ。逆に言うとマイネルレコルトはここまで自在な競馬で対応してきたのと常に最後まで止まらない脚を使い続けてきたのだから。単勝・馬単・3連単のこの時代、勝ってこそ◎の意味がある。逆だったなぁ。。。ようは各馬の個性を知っていながら、レースのイメージの作り方が足りてなかったのだ。
もちろんパドックでしか分からないこともある。
休み明け、なじみの無い関西馬はやっぱ馬を見ることが鍵になってくるし、関西馬もVTRを見ておけば、ある程度の推察はつくけれど、全レース、全馬についてVTRを遡ることなどできないから、未勝利や条件戦こそパドックの役割は大きいのだ。この中京開催で、雨が降って適性を見失った2日目以外のパドックの◎を洗ってみると、36R中◎1着9回2着6回。単勝配当総額5630円。回収率は156.4%だった。世間の回収率が80%だとすると、彼らのミスチョイスを利用してほぼ2倍の性能を示していることになる。嫌味な言い方をすれば、全レースの単勝を買い続けたって得意の中京ならその位のことができる、ということだ。ちなみに単勝9回の内、コラムと被ったものが4つ。事前のイメージをちゃんと組み立てているからこそ、高配当の単勝を絞って当てて、更に効率を上げられるということになる。
逆に言うとイメージをしっかり組み立てていない、あるいは組み立てられないレースはやっぱり難しい。だからこそ、コラムは力を入れて頑張る必要がある。コラムはおまけじゃないのだ。これからどっちの方向に行くかを決めるレースの地図である。会員さんもそれぞれが自分の地図を描き、イメージできないレースは捨て、できるもので勝負レースと馬券を組み立てていけばいいんだと思う。そのための「アシスト」がコラムやパドックだと思うし、自分のイメージが確立していて自信があれば、それらさえ見る必要も無いと思う。何度も書くようだけど、競馬は正しい努力を積み立てた人が勝つゲームですから。
2004年12月13日
【BBコラム検証】〜簡易版〜
今週の主な番記者推奨馬
<土曜日>
中山4R メジロトンキニーズ 単勝320円
阪神4R ナムラリュージュ 単勝280円
<日曜日>
阪神2R シルクパスワード 単勝250円
など
☆コラム回顧
[土曜日] 中京12R 尾頭橋特別 ミスパスカリ
道中は赤木Jらしく内で我慢。しかし前を行く2頭は捕まえ切れず3着。
レース最速の上がりを使っても前にいた馬も同じ上がりでは当然させませんよね。
切れる脚を使える馬ではないだけにもっとペースの速い流れでないと厳しいかも知れません。もしくは兄のようにダートで自分で流れを作るとか。
[日曜日] 阪神11R 鳴尾記念
道中内で溜めるスズカマンボとサクラセンチュリー。直線へ向いてどこへ出す?って思いましたが。
佐藤哲Jのナイスプレイ。あそこでなければ間違いなく勝てなかったでしょうね。
おかげさまで狙い目的中。配当的にはやや不満(人気しすぎでしょ!)ですが、的中したらそれでヨシ。
ただアサカディフィートが岡部Jでなく、豪腕な騎手なら2着はあったような…。レースをもう一回見れる人は見れば分かります。
☆厳選BB馬成績一覧
◇土曜日◇ 中山 2R 3 ヒカルバローロ 藤 田 高 市 1人 1着 単130円 複100円 阪神 3R 6 アドマイヤヒラリー 武 豊 橋 田 1人 4着 阪神 6R 4 ドラゴンアロー 幸 松元省 1人 2着 複110円 阪神 7R 3 タヤスゼンカイ デムー 飯田雄 1人 3着 複110円
◇日曜日◇
中山 7R 8 パリティチェック 蛯名正 坂 本 4人 12着
中山 9R 9 タイラントシチー 藤 田 田村康 1人 1着 単240円 複130円
中山10R 4 ピサノクウカイ 藤 田 藤沢和 1人 1着 単340円 複140円
阪神11R 9 スズカマンボ 安藤勝 橋 田 1人 2着 複120円
[解説]
配当的な妙味があったのは前走馬体上昇度Aのタイラントシチーでしょう。
続くレースも連勝したのが藤田伸二騎手。波に乗るとほんとやってくれます。
ただ全体的に8頭中3勝は低調な結果に終わってしまいました。
2004年12月10日
【馬場】12/6〜12/10中間馬場情報
★中山競馬場
■今週1週間の天気
12/ 6(月) 晴 雨量> 0.0mm
7(火) 晴 雨量> 0.0mm
8(水) 晴 雨量> 0.0mm
9(木) 曇 雨量> 0.0mm
10(金)正午現在
曇 雨量> 0.0mm
芝:良 ダート:良
11(土)予報:晴 20%
12(日)予報:晴→曇 30%
■使用コース状況芝Aコース(先週:Aコース)
- 開催当日の芝の長さ:野芝約6〜8cm・洋芝約10〜14cm(先週:野芝約8cm・洋芝約10〜14cm)
- 今週もAコースを使用します。先週は土日にかけての夜間にまとまった雨量が降りましたが、競馬施行中に降らなかったこともあり、大きな傷みもなく全体的には概ね良好な馬場状態です。
- 8日:芝刈りを実施しました。
- 開催当日の砂厚:約8cm(先週:約8cm)
- 8・9日:コース全面において砂厚調整を実施しました。
- 競走馬の安全のため散水を行うことがあります。
- 今週は芝刈りを実施しておりません。
- 開催日の草丈は約10cmの予定です。
★阪神競馬場
■今週1週間の天気
12/ 6(月) 晴 雨量> 0.0mm
7(火) 晴 雨量> 0.0mm
8(水) 晴 雨量> 0.0mm
9(木) 晴 雨量> 0.0mm
10(金)正午現在
晴 雨量> 0.0mm
芝:良 ダート:良
11(土)予報:晴 0%
12(日)予報:晴→曇 30%
■使用コース状況芝Aコース(先週:Aコース)
- 開催当日の芝の長さ:野芝約5cm・洋芝8〜12cm(先週:野芝約5cm・洋芝10〜14cm)
- 今週もAコースを使用します。全体的に傷みはあまり見られず、引き続き概ね良好な状態です。
- 6〜8日:芝刈りを実施しました。
- 8・9日:芝の生育管理のため肥料を散布しました。
- 8日:芝の生育管理のため散水を実施しました。
- 開催当日の砂厚:約8cm(先週:約8cm)
- 3・7〜10日:コース全面において砂厚調整を実施しました。
- 競走馬の安全を考慮し散水することがあります。
- 凍結防止剤は散布していません。
- 今週は芝刈りを実施していません。
- 今週は肥料を散布していません。
- 今週は散水を実施していません。
- 開催日の草丈は洋芝6〜10cm、野芝約5cmの予定です。
★中京競馬場
■今週1週間の天気
12/ 6(月) 晴 雨量> 0.0mm
7(火) 晴 雨量> 0.0mm
8(水) 晴 雨量> 0.0mm
9(木) 晴/曇 雨量> 0.0mm
10(金)正午現在
晴 雨量> 0.0mm
芝:良 ダート:良
11(土)予報:晴 0%
12(日)予報:晴→曇 30%
■使用コース状況芝Aコース(先週:Aコース)
- 開催当日の芝の長さ:野芝約6〜8cm・洋芝約10〜14cm(先週:野芝約6〜8cm・洋芝約10〜14cm)
- 今週もAコースを使用します。初日及び2日目朝までの雨の影響により、3コーナー手前〜4コーナー過ぎの内側で傷みが見え始めましたが、全体的には引き続き良好なコンデイションです。
- 6日:芝刈りを実施しました。
- 9日:芝の生育管理のため肥料散布を実施しました。
- 開催当日の砂厚:約8cm(先週:約8cm)
- 8・9日:砂厚調整を実施しました。
★馬券日記★ 12/10
初日の土曜日はほぼイメージ通りの競馬が行われていて、自分でもかなり掴んでるという実感があったのだけれど、参ったのが日曜日。夜に降った大量の雨で、ダートは「時計の掛かる不良」。てっきり高速ダートだと思い込んでいたので、現場で修正がまるで追いつかない。芝もどうも加速が必要だと薄々気づいているが、レース見てないから修正しきれない。中京で適性を見失ったらそれこそ「迷子」である。気分的にはもう最悪で「こっから逃げだしてぇ〜」と泣きが入った。。。ようは準備が足りてないということ(反省)。この時期雨が多いのは昨年同様なんだから、ちゃんと調べておけば良かったのだ。とにもかくにも、今週はちゃんと立て直してのリベンジが目標。
以下、先週の成績とVTRを見た感想を。
芝は昨年よりも若干短く刈ってある。時計的に言えば、昨年よりも「1秒速い」くらいの感覚でいいと思う。1200mなら当然、追い込みは効かないし、時計を持っていない馬には不安がある。「大きく走れること」は相変わらず必要な武器になっているけど、今年はスピードが無いことには対応できないということ。そうなると当然トモの重要性は大きくなっている訳で、トモの甘い馬で流れ込みの競馬しかできないタイプの馬は全体的に上位に来れなかった。例えば土曜日11Rを勝ったカネツテンビーは体型コードでもトモ「大」で大きく走れるタイプ。逆に9Rのピサノキャニオンは脚が長くてトモが薄いために4着。
これは芝の中距離でも同じことが言え、トモの大きな馬や腰が割りとしっかりしてないと、速い上がりに対応できていない感じ。例えば日曜日の5Rのトーホウロッドはトモが流れていて大トビの馬。中京なのに加速が必要で直線で置いていかれたり、6Rのクールランニングはトモの大きなタイプの馬だったり。昨年は大トビなだけでかなり優位性があったけど、今年は大トビ+加速装置必要という競馬なんだと思う。
ダート1000mは良馬場と重馬場で競馬が違う。良馬場なら先行スピードが必要で、かつストライドでバテない走りができることがポイント。馬格はあまり関係が無い。というか、500kgを超える馬だと逆にストロークが鈍く脚を回せない分不利になっている。重馬場だとある程度の馬格が必要で、しっかりしたトモで強く蹴って、大きめの走りでスピードを維持することが重要になっている。これは時計の掛かる不良馬場でも同じだった。実績を洗うとすれば、過去に重馬場などで高速対応できている馬を選ぶという手法でOKだった。
ダート1700mは牝馬限定とか未勝利は馬格にとらわれる必要はないのは例年通り。相変わらず前肢が伸びない馬は直線まったく伸びが無いのと、逆に大トビでも走りが柔らかすぎる馬はズブすぎて勝負所からモタついて間に合わないケースが目立った。ストライドはできるだけ効率良く、でも走りにスケールは必要だということ。過去の成績から拾うとすると近走京都の1400mとかを走っていて、追い込んで半端な着順の馬は結構狙える。例えばメグミロマンスとか、ホワイトアスクとか。意味としては1400mを後方からでも追走するスピードと追い込む脚は中京の1700mを走る上では必要十分な武器になっているということ。もちろん他馬のレベルと相対関係ではあるけれど。
2004年12月09日
【回顧】ステイヤーズS(G2) BY京介
場所が変わっての中山開幕週。芝脚がビッシリ生え揃った絶好の馬場状態です。折から接近している台風もあり当日は午後から雨予報だったんですが、何とか開催している間までは天気が持ってくれました。肌寒く時化ってきた気候の中でもステイヤーズS開催時は多少雲が閉じてきた程度で済みました。コスモステージの押し引きにより激しく緩急を操る妙な逃げで、何度も馬群が間延び⇔凝縮するのを繰り返す後続からは仕掛けの難しい競馬になりました。好位で競馬した馬にはかなり勝手が違ったでしょうし、4角では一気の捲りの流れが急速すぎて加速性能で付いていけず馬群で詰まる馬も数頭いた様子です。その流れを制したのは後方待機2頭の捲り→追い込み。この距離では馬の力を信じてないと出来ない戦法ではありますが、1周目で前の流れに付き合った馬が全て損をした結果の裏返しだったと考えられます。
結局は時計の速い決着になった辺り、実績最上位で長距離適性も抜群の馬が強い競馬をしやすく、恵まれが起こる余地がなくなるように流れが傾いたと思った方がいいでしょう。頭数が増えて実績馬が集まったことで追撃の手が緩い分、決着時計平凡な年のようなぼんやりと前が楽に逃げられる流れにはならず、勝負所の流れが引き締まる場面で強さを発揮できる馬が素直に流れに乗れてたと言うことだと思います。
勝ったダイタクバートラムの決着時計は3分45秒を少し切る程度。単純比較でホットシークレットよりも5馬身ほど優秀で、ステイヤー距離としては標準以上のレベルに達する決着と言えます。追い込み競馬になったこと自体が近年ではなかったですし、また昨年の同レース1〜3着好走馬が全馬掲示板にも乗れずの結果になりました。状態比較で昨年ほどの出来になかったこともあるでしょうが、昨年は少頭数で時計も平凡、実際の内容もつながりづらかった部分もあったと思います。長距離こそ時計を持っている馬の方が強かった、という結果でした。
ダイタクバートラムが抜けていた、と言う結果はさておいて2着のグラスポジション、3着のテイエムジェネラスには今後のステイヤー距離で期待してみたい馬だと感じました。コスモステージも惨敗はしましたが内容は悪くなかったと思います。
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1着:ダイタクバートラム
胴脚長くスッキリ見せる。腰やや甘めも手先全体に力が通っていて柔らかい歩き方をする。体の伸びやかさ、背中の柔らかさを保っていればこの馬はいい形。今年の春先に蟻洞に罹った時期もあったが、懸命な立て直しが実り北九州記念を好時計で制覇。秋口はここ2走流れ向かずも体調自体は順調な経過。レースでは出負け気味に出た部分もあるが、1周目の縦長の展開を見て後方待機。3角から一気に馬群が詰まる展開を外から一捲りで先頭に立ち、全く脚色衰えずの超強気押しきり。上がり計時が33秒9はかなり速い。半秒以上圧勝もメジロブライト以来。
一見、一度流れが緩んだ所からの超速上がり勝負で強さを見せた形にも見えるが、実際は後続の2着争いでは上がり35秒4〜6そこそこの流れをギリギリ脚が間に合うかと言う所で前で粘るか追い込みが間に合うかと言うまともなステイヤー競馬を演じているわけで、結果としてこの馬だけが1頭次元の違う競馬を仕切ってしまったと考えるのがベター。長距離における高い次元でのスロー適性もあるにはあるが、他の馬がこの馬の能力を幾らか削ぐほどの展開を作るには至っておらず、この馬が楽々競馬が出来てしまった結果、計時表記上スローに見えているだけだろう。鞍上の展開読みも果たして嵌ったことになるのかどうか微妙な所だ。
目黒記念の時は体調不良の時にトップハンデで厳しい流れに巻き込まれたが、別定戦で実績的に弱い相手にはとにかく強い。伸び伸び下り坂からのロングスパートが利く流れ、あるいは競馬場こそがこの馬の能力を生かせる舞台なのだろう。ステイヤーには珍しく超スローの争いからラスト4Fでの上がり勝負にもバッチリ対応できる。近年スローが多い有馬記念であれば意外に台頭の余地も考えられる。
2着:グラスポジション
胴短で腹ボテ、前走惨敗も毛艶全く衰えずフックラ仕上がる。首短いのに首差しの柔らかさ目に付く。繋が硬いのもあって前の出、歩幅自体は小さめ。右前脚の骨瘤はずっとそのまま残っている。レースは毎度の最後方待機、道中はだんまりも2周目の勝負所でダイタクバートラムの後から仕掛ける。一度チャクラに外弾かれる場面もあったが勢い衰えずに立て直し、直線勢いを繋いでゴール前何とか僅差の2着に首が下がった。
前走は3Fの直線勝負になりやすい府中のスローペースに嵌った形だが、今回は早目から捲り合戦になった流れに上手く乗り切って息の長い末脚を生かせた形。さすがにダイタクバートラムは強かったが、この馬も重賞で戦える力は証明したし、前走裏切った1番人気への格好も示せた。首差しが深く伸びる背中の柔らかさが強みで、体全体を使って速くはないが全くバテない息の長い脚が武器。徐々に力を付けていけば、重賞クラスでの穴馬の一頭以上の活躍はできよう。
3着:テイエムジェネラス
案外毛艶映えない。腰高体型で多少細身に感じた。バランス良く無駄がない、と言う印象。前捌きが狭く歩幅が相当小さい。左前の骨瘤は相当薄くなっていた。両前のソエは多少残っている。1周目は前の馬を壁にする5番手で必死に押さえ、向こう正面から仕掛けての4角先頭。直線でも叩き出して脚は続いたが、外一気の捲りに屈し坂上で追い込み馬との叩き合いに負けた。
この乱ペースを道中前目で粘ったのはこの馬だけで、時計など考えてもそこそこ評価できる内容。昨年もこのレース挑戦した利もあったと思うが、未だに条件馬のままの身で勝ち味に遅い。内枠で前半抑えの利く展開、ラチ沿いが使える馬場状態、できれば雨など随分と条件は選ぶが、長距離におけるポテンシャルの高さを示した1戦だったと言える。それだけ条件戦を押し切る俊敏さに欠ける馬だと言うことでもあるが。
4着:ダディーズドリーム
脚長腰高で腹ボテ。そんなに皮膚厚くはないが腫れぼったい感じは残る。腰がうねる。両前脚の膝に一度腫れて引いたようなコブがあって、気にするようにも見える。1周目から中団でフラフラする印象。ペースが上がり始めた頃からジリジリと押し上げて好位の外、直線被される形から追って伸びずバテずの4着健闘という内容。
一番動いて損なタイミングを引き受けて末脚を使えずという結果だが、特別鋭い脚を見せたというわけでもなく、なし崩しに脚を使う所で動いてバテない変な意味の強さを見せたという中身。これも前走は俊敏さ比べで負けているわけで、内容は評価できても次に繋がるかというと微妙な面。来年、同じ競走に出てきた時、あるいはステイヤー距離に挑戦してきた時にこういう内容を見せたと覚えておきたい。
6着:ハッピールック
小ぢんまりで毛艶一息のまま。前走と大して変わらず。両前脚微妙。前半は後方で抑え、向こう正面辺りからダディーズドリームと同時に進出、4角は外回す形。しかしそこで格上馬の大捲りに遭い、勢いで負けたところから持ち直せず、脚色一緒の6着流れ込み。
同じ帽子のグラスポジションとの比較でも、大跳びで勢いに乗った時にグイグイ進む前者に対し、前脚が前に伸びず小さくて硬い走りをコツコツと繋げるタイプの走り。他の大跳びの馬に軽い芝で勢いに乗せられると全く抵抗できない。脚の速い所が全くない馬。もっと時計が掛かり、道中のラップ全体が相当落ちて追走に楽になるような状況で狙いたい。
8着:ラヴァリージェニオ
体つきはスッキリ見せ、去勢したが馬体重大幅減もなく肉付きは維持している。要所要所のパーツに容量は感じる。脚元の不安はない。道中は絶好位の内にポジションを取り、折り合いスムーズではあったものの4角の捲りに外から押される形で挟まり、直線向いても手応えあるのに出す場所がない。勝負所で2回も後手を踏み、馬自体にもそれほど速力がなかった事で不完全燃焼ながら多少の力負けも感じる内容。
福島の荒れた芝やパワーが必要な場所で好走していた馬で、こういった好時計が出る絶好馬場で重賞馬相手にすると速さ負けしてしまうのだろうと言う内容。長距離適性は見せるものの、勝ち切る決め手に欠け、今後ももう少し恵まれる余地が欲しい。
9着:チャクラ
脚長で薄身も、昨年に比べたらトモガッシリしてきて腰もそれほどフラ付くことがなくなった。前走と出来はそれ程大して変わらず。しかし四肢にソエが出ていて左前は大きく腫れたまま、球節や膝も緩く踏み込む度にグラグラしている。レースは後方待機。勝負所も勝ち馬と同時に仕掛けてはいるが、4角でもう付いて行けてない。直線向いても蹴りが空回りするだけで推進に繋がっていない。結局力を出した場面はないまま。
薄身で根本的に非力な馬が昨年より不調を託っていて、それでいながら昨年より3kg斤量が重い。同じ条件を戦う上では不利な面ばかり揃ってしまったと言える。とにかく道中最初からずっと大跳びのまま走る馬で、この動きのまま道中の勝負所で絡んでいけるほど体調が戻ってこないと動くに動けない。
11着:メイショウカチドキ
胴短脚長で一見ヒョロッとした立ち姿。肉量も少なく骨も細い。スッキリ仕上がり腰の位置も高い。両前のソエはごく軽い。レースは後方抑えての競馬。3角の勝負所からも捲りに行けないと判断したか敢えて内に進路を取るが、内に他馬が密集し完全に前が塞がる展開で追うに追えないし終いは内凭れていた。力負け。直線はほとんど追っている場面がなかった。
凭れ癖があるので勝負所は必ずラチ頼らないとダメな馬というのは以前から結構報道があったはずだが、当日蓋を開けてみると大外枠なのに2番人気。この距離の勝負所で内に潜るのは4角で息が入るような展開が必要というのと同義で、トップスピードに乗っていい脚を長く使う、例えば勝ち馬のダイタクバートラムのような捲りは直線で制御が不安定になる馬では成立しない。このレベルで勝ち負けに絡むほど息の長いいい脚を使おうとすると苦しがって凭れるわけで、結局は気性あるいは体型、心配機能そのものにステイヤー距離にそぐわない問題があるものと考えていいはず。首や背中を深く使わず手先の力で硬く硬く掻くことで走っている分、重賞クラスのトップスピードの持続戦になって弱点を見せたという結果。個人的には首差しや背中が硬く、筋肉の締まりもキツイ馬と言う印象。手先の伸びの柔らかさに欠ける体型をしていたと思える。ステイヤーと言うにはまだまだ鍛錬が必要に感じた。体質の弱さが解消し、走りが変わって来ないと重賞クラスは狙いづらい。
12着:コスモステージ
胴が長く骨も太く腹ボテ。ゴツい体型。歩様悪いのはいつも。少々出負け気味も1周目仕掛けてスタンド前で一度楽に息を入れ、2周目同じ所でもう一度縦長に引き伸ばす逃げ。3角手前からスパート体勢に入り4角まで並ばせずもそこで一気の捲りに遭い、リズム崩された所で止め処もなくバテて行った。この距離で潰されたら逃げ馬はどうしようもない。惨敗は度外視もできる。
引き付け逃げというよりは後続に脚を使わせる展開が上手く、この馬が自分の展開を握って逃げると計時は常にスローながら後続が案外バテる面白いペースを作る。まともに距離を測るのが難しいらしく、この馬が出走するとそのレースはチョイ差しが利かない流れになる。このレースでも流れを操る真似はできた。自己条件でも紛れが起きやすい馬場状態で単騎で逃げられる条件なら面白い。
【馬場差】使用コースと馬場差12/4・5
| 日目 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
| 日付 | 12/4 | 12/5 | 12/11 | 12/12 | 12/18 | 12/19 | 12/25 | 12/26 |
| 芝 | -12 | -1 〜 -4 |
- | - | - | - | - | - |
| ダ | -14 | -20 | - | - | - | - | - | - |
| コ − ス |
A | A | A | A | A | A | A | A |
| 日目 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
| 日付 | 12/4 | 12/5 | 12/11 | 12/12 | 12/18 | 12/19 | 12/25 | 12/26 |
| 芝 | -6 | -6 | - | - | - | - | - | - |
| ダ | -10 〜 -9 |
-16 | - | - | - | - | - | - |
| コ − ス |
A | A | A | A | B | B | B | B |
| 日目 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
| 日付 | 12/4 | 12/5 | 12/11 | 12/12 | 12/18 | 12/19 | 12/25 | 12/26 |
| 芝 | -14 | -6 〜 -8 |
- | - | - | - | - | - |
| ダ | -6 | 3 | - | - | - | - | - | - |
| コ − ス |
A | A | A | A | C | C | C | C |
2004年12月07日
【回顧】阪神ジュベナイルフィリーズ(G1) BY橋浜保子
1着ショウナンパントル(8番人気)前走時より実の入りがよく、筋肉に張りが出た。毛ヅヤも良好。舌を括った効果もあり、きっちり折り合いがついた。ダッシュがつかず後方からの競馬になったが、慌てずゆっくり構える。前半に脚を溜めたぶんゴール前でしっかり伸びた。
2着アンブロワーズ(3番人気)
全体的に締まりは緩かったが、重めが残っていたわけではない。毛色が薄くて見映えはひと息も、短距離向きの大きなお尻が目を引いた。繋が立った馬なので、良馬場とはいえ雨で悪化した馬場でのアドバンテージは高い。鞍上の腕で2着を死守。
3着ラインクラフト(1番人気)一気に冬毛が出て毛ヅヤは冴えなかったが、体にふくらみあがあり、力を出せる仕上げ。パドックに登場した当初はチャカついていたものの、周回を重ねるにつれ環境に順応。今回は返し馬で抑えていたので、前走ほどの躍動感は見られなかった。
控える競馬が災いとなり、向正面で躓くアクシデント。これで馬が興奮し、3度ほど外に逃げていた。道中は息を入れる間がなく、4コーナーで外にふくれ、直線は舌がハミを越していたように、終始チグハグな競馬。この状況でよく盛り返した。
7着ライラプス(2番人気)栗毛を明るく見せ、きっちり好仕上がり。ただ今回馬を引いていたのは、いつも担当している助手さんとは違う人。少し小ぢんまり映ったのはその影響もあるのではないだろうか。後方から外を回ってきただけで、直線もほとんど伸びなかった。
8着リヴァプール(4番人気)パドックでは1頭だけ大人びていて、ゆったり堂々と周回。環境の変化に動じないのがこの馬の最大の長所。デキが安定していて、次走も好仕上がりで臨めるだろう。後肢の骨格、走法から直線に急坂のある阪神は不向き。雨を含んだ馬場も堪えた。
13着モンローブロンド(5番人気)一気に毛ヅヤが悪くなり、腰回りの毛も荒れ気味。そのせいか、いつもに比べて体のアウトラインがボヤけて見えた。絶好のスタートを切り、そのまま先行できる勢いだったが、そこから控える策。馬に全く走る気がなく、ムチにも反応しなかった。
投稿者 hashihama : 13:37 | トラックバック
2004年12月06日
【BBコラム検証】〜簡易版〜
今週の主な番記者推奨馬
<土曜日>
中山4R ナイキバリアント 単勝340円
<日曜日>
阪神JF ショウナンパントル 単勝2230円
など
☆コラム回顧
[土曜日] 阪神12R 3歳上1000万下 ショーストッパー 複勝520円は売れすぎちゃうのって感じですが、さすが人気薄に強い田所秀番記者だと思いました。 コラムにも書きましたが、連闘で中間に時計を出しての手替わり。陣営サイドとしてはどうせなら勝ってほしかったでしょう。 相手に選んだリキアイヤマノオーは不可解な惨敗。気持ちで走る馬なので、前走の敗戦が予想以上に応えた可能性はあるでしょう。
[日曜日] 阪神11R 阪神ジュベナイルフィリーズ
相性の良いレースだったはずが、ここ2年は思うような結果が出ませんでした。
特に今年は4角前の先頭グループに◎、○が見えない状態。今期最も声の出せなかったG1かも知れません(笑)
ですが、番記者はきっちりショウナンパントルへ◎。1チャ3チャのワイドで670円の配当だと思えば、パントルの単勝がいかにおいしいか?
とはいえ予想段階では単勝は狙いにくい馬ですね。
☆厳選BB馬成績一覧
◇土曜日◇
中山 8R 13 スーパーブレーブ ペリエ 田村康 1人 2着 複140円
阪神 9R 2 クワイエットデイ マンデ 松元省 1人 2着 複100円
◇日曜日◇
中山 4R 6 ランフォーウィン ペリエ 萩 原 1人 3着 複120円
阪神 7R 16 ウォーターバロン 武 幸 武 邦 1人 5着
阪神12R 10 フィレンツェ プラー 松元省 1人 2着 複200円
[解説]
開催替わりで単勝での期待が膨らんだものの、フタをあければ2着ばかり。
クワイエットデイあたりは勝たないことには馬券になりません。
これだけ2、3着が続けば、そろそろどこかで単勝祭りがあるんですが。
【競馬稼業はつらいよ】〜逃がした魚は大きいちゅうけれど…。(涙)
土曜日:天気予報では午前中はともかく午後からは雨の予報。
ならば勝負は早いめに動こうとするも、どれもこれも手を出し辛いレースが続く。ま、パドック&返し馬でよかったのを拾い買っていればどうにか格好がついて、結果的には儲けを出しているが、それはあくまでも結果論でしかない。
そんなこんなで早くも本日の勝負レース、9レースを迎える。
パドック的には
◎2番クワイエットデイ:相変わらず馬体フックラ見せ毛ヅヤとも良好。勝ち
負けやろ。
○9番ロングオベリスク:相変わらずチャカチャカするも、馬体は締まりデキ
上向く。
▲8番アルドラゴン:久々のご対面も馬体大きく見せ成長窺える。3着なら。
△ワンダーハーブ:よく見せるタイプではないがこの馬なりに順調。地力で3
着争いなら。
で返し馬へ。2番は可もなく不可もなくマズマズ。それよりも9番が元気一杯。ならば馬券は2−9番の1本勝負や、さて、式別の組み立てはどうする?こうするもないけど、本線は2−9番の馬連、馬単の裏表。保険でワイド。あとは2ー9番の軸で4・8番流しの3連複・3連単までおまけのグリグリ馬券やろ。結果、なにからなにまでドンピシャ的中!すまんノー。
行きがけの駄賃ではないが続く10Rでは、2番アイノグレースの単勝が300円台もついている。もちろん、世間一般的には牡馬相手だからこんなものかも。でも本日の雨(脚抜きのよい馬場)は、この馬にとっては恵みの雨のはず。ならば単勝を。と。結果、楽勝。ありがと、サン。
続く11R、ここは2番シンデレラボーイ・9番インマイアイズで堅いやろ。
と馬連ワイド勝負。も結果、ドボン。トホホ。それよりも、8番ヘヴンリーロマンの強さはなんやねん。いや、それより内田博ってなに者んやねん。本日だけで3勝めや、上手すぎるやんケ。
12R、パドックは暗闇状態でどうもこうもならん。ま、感覚的には◎3番リキアイヤマノオー、○13番ビッグシャーク、▲12番テイクザケイクの3頭か?で返し馬へ。3番・13番はマズマズで12番は少し煩いところを見せている。それより7番が超スムーズな返し。ヤネを見れば「内田博」おっ、あの天才のウッピー(ウチダヒロユキを短縮しウッピーと命名する)やがな、ならば、上記3頭に7番ショーストッパーを含め4頭ボックスで勝負するしかあんめぇ。と。まずは、4頭ボックスの3連複を、次に、7番から3連単でえーっと、マルチちゅうのんでいくか?あっ「オカザキ君、1頭軸のマルチで相手3頭流しなら、組み合わせは何点…」。えっ、赤木さん、マルチなんか買うん
ですか?それって男らしくないって。うっ、「男馬券か、マルチか、ソレもそうやな、数討てば当たるちゅうのんは男の馬券やないし、わしの馬券ではないわな」と。マルチ馬券はやめ、7番1頭軸流しの3連単勝負!結果、3連複ゲット。も惜しくも7番が2着で3連単馬券がハズレ。そのオカザキが「アレ、これって10万馬券ちゃいます?」。ななにー、じゅ十万馬券やと、それやったら話が違うがな(どない地違うんか?)、オカザキ、お前はなんちゅうことをゆうねん、マルチで組んでいたら、何十万もの儲けやんか、それを、お前はー。マルチも立派な馬券やがナ…?トホホ。
ま、それはそれとして、3連複4頭ボックスで万馬券近い配当を頂けるやなんて、「天才ウッピー」あんたは凄いわ!
13R 居酒屋
見て読んでの通りで、本日の酒の肴はオカザキの一品盛り?ま、このネタは元を取るまで当分の間使わせていただく。それにしても「オカザキ」って、ちょっと煩いけど酒の肴にはもってこいや?
あっ、そうそう、ここんところオカザキ・マコト・マツオカの新若手三羽ガラスがパドック修行をしている。伸びそうなのはマコトとマツオカでオカザキは?(笑い)
日曜日:12月に入ったちゅうのに、夏日に戻ったかのような陽射しのきつさで、汗を拭き拭きながらのパドック。地球はほんまに大丈夫かいな。ま、それはおいといて、阪神のパドックではコレ以上のない明るさ、コレなら馬券はどうでもなるやろ。しかし、1レース、2レースともどうもならん組み合わせで見が続く。しかしや、3Rに出てきましたがな、あの天才ウッピーが、それも人気薄の9番タケショウヤマトで。といっても、馬体的にスッキリ仕上がるも張りは一息、それに引きつり加減の目で辺りをキョロキョロ見渡しモノ見をし落ち着きがない。が、天才ウッチーならコレくらいは許容範囲やろ。と9番から馬連、ワイド、複勝、3連複を。結果、ワイドと複勝だけ的中も儲けはマズマズ。それにしても上手いわ。えっ、馬券も、それにも増して美味しいわ。(笑い)
4R、ここも4番レッドプライムで登場。いくら天才でもこの馬の仕上げでは3着もない?やろ。でも少し気になるがここはおとなしく見する。結果、どこにもおらんかった。天才は天才で神ではなかった。ほっ。
5R新馬、ここは3番マツリダクロスでウッチーの登場、見れば人気(単50倍台)はないが、馬体はスッキリ仕上がっている。それ血統的にも体型的にもダートの短距離はもってこい。ウッヒヒと涎が出そうになる。で返し馬へ。その返し馬では、本場馬に入るや立ち止まり、ヤネが押しても引いても殴ってもムチをいれてもぴくりとも動かない。そして最後にはスネたかのように馬場に寝転んでしまう。長年競馬を見ているが、返し馬をぜずにスネ?て寝転ぶ馬を見たのは初めてや。あっちゃちゃー、いくら天才でもこんな馬の馬券は買えんぜよ。と見する。結果、出遅れてお終い。それにしてもコノ馬、レースに使うより吉本に入ったほうが…。面白すぎるわ。(関係者の皆様、失礼を)
6R、
◎13番オールサンデー:胴長で上体は良く見せる。も繋ぎが若干起ち気味で距離に壁がありそう。
○9番アドマイヤジャパン:仕上げの甘さ残るも馬体はセンスある。
馬券的には上記2頭立て。ただ、返しでは9番はマズマズも13番が煩く、いやな気がして馬券は見する。結果、順調に9番→13番で決まる。ま、しょうがないか。
7R、狙いのウォーターバロンは馬体重こそ−10kも、まだ勝ち切るまで仕上がってはいない。相手も分からずここもパス。
8R、10番コウエイプライムが、ひと叩きで良化顕著。コレなら頭はなくとも最悪3着までなら鉄板やろ。と、複勝勝負。結果、楽勝の2着。
9R、ちょいと難儀そうで見。10R、オレハマッテイルゼ11番とラタフィア13番の馬連、ワイド勝負も13番が痛恨の出遅れで…。(涙)
11R阪神ジュベナイルフィリーズ
◎3番ラインクラフト:相変わらず毛ヅヤ一息で馬体も見せないタイプ。
○17番ライラプス:毛ヅヤよいのもあるが栗毛で馬体フックラし見た目以上
によく見せる。
▲12番リヴァープール:前走時よりもフックラ見せ好調キープ。
△15番モンローブロンド:少し楽をさせたか立派な身体つき。
注6番アンブロワーズ:少しお釣りあるもほぼ仕上がる。距離的に?も馬体はよく見せる。
5番ショウナンバンドル:前走時は薄く映るも、今回は体重が増えていたようによく見せた。これくらいの体重をキープできれば。
馬券的には◎3番(パドック点3・4)も、信頼し辛く、たとえG1といえど見が正解か、勝負は12Rでと。
その12R、◎10番フィレンツェ:ひと叩きで少し締まるもまだお釣りある造り。ただ、連の軸なら大丈夫やろ。○ラバグルート:馬体フックラ見せ好調キープ。▲14番カノヤバトルクロス:良い意味での平行線といったところ。
△11番ブラッドバローズ:ほぼ仕上がる。3着圏内なら。
で返し馬へ。10番より5番の返しの方がよく見せる。14番は煩い。パドックではノーマークだったブライアンズレターがよく見せた。で馬券は。5番中心で10番対抗、8番押さえで組み立てるも肝心の5番がどうもこうも見せ場なく、馬券は撃沈。昨日の最終レース同様、返し馬のよかった8番から馬券を組み立てていれば万馬券…そう、ヤネもホワイトだっただけに、とタラレバ。
(涙)
13R居酒屋
小原が儲け、それをアテに皆でたかり呑み。ここでもオカザキをまた酒の肴に。が、そのオカザキは参ったしたのかうんざりしたのか、嫌がってこのわしの傍に近寄ってこない。もう少しいじりたかったんやけど逃げられたらしょうがないわ。でも、あとウン十万残っているんやけど、オカザキ君。えっ、しつこいて。(笑い)
ではでは。グットラック!
2004年12月04日
馬券マニフェスト(12/5分)
▼馬券マニフェスト
今日は、中舘英二が頑張ってくれたので、馬券にはなりました。良かった良かった。
競馬王は、12月8日(水)発売です。ここで出しているデータの、詳細な内容が掲載されております。
中京01 08 ゴールドフォイル 003.3(01) 吉田稔
中京03 02 ユメノツーステップ 035.7(10) 吉田稔
中京03 06 ジェニティリス 033.3(09) 秋山真一郎
中京05 14 ミステリーゲスト 002.0(01) 吉田稔
中京05 16 ダークアイズクロス 031.0(08) 秋山真一郎
明日のキーワードは。
吉田稔です。
中京の吉田稔は、結構軽視されがち。忘れがちですが、開幕週からきちんと吉田稔をチェックしておいて、ライバルに差をつけましょう。
▼おまけは阪神JFの予想!
阪神11R A
◎15.モンローブロンド
○6.アンブロワーズ
▲3.ラインクラフト
注12.リヴァプール
△17.ライラプス
△1.カシマフラワー
前走は▲3.ラインクラフトの後塵を喫したが、◎15.モンローブロンドが佐藤哲三→安藤勝己へ乗り替り。前走は、急遽の代打であった。今回で真価を発揮する。休み明け○6.アンブロワーズは、函館2歳Sで発揮した能力が非凡。仕上がり良ければ上位肉薄できる器。▲3.ラインクラフトの強さは認めるが、前走は毛艶も冴えず見栄えしない馬体。距離も1ハロン長い印象を受ける。
2004年12月03日
馬券マニフェスト(12/4分)
明日の馬券マニフェストですが、一足お先に中京シリーズです。
詳細は、12月8日(水)発売の競馬王をご覧下さい。衝撃のDVD付録付です。
中京03 02 サンマルグローリー 031.5(10) 010.0% 021.0% 037.0%
中京07 10 アグネスパウエル 002.9(01) 010.0% 021.0% 037.0%
中京08 01 ヨシディグニティ 046.8(13) 012.0% 029.0% 036.0%
中京08 09 ニシノヘブンズドア 014.9(05) 012.0% 029.0% 036.0%
中京12 07 スプリングゲント 029.9(08) 012.0% 029.0% 036.0%
中京12 18 マーブルバルダー 007.1(04) 012.0% 029.0% 036.0%
ダート1700m戦は中京3Rのみですが、○地初出走の2.サンマルグローリーは些か分が悪いかと。人気は被りますが中京7Rは◎10.アグネスパウエルの叩き2走目に期待したいところ。休み明けは些か煩い所を見せていました。ブリンカー2走目も好材料。
中京12Rは、1.マイネルマグナートが、前走は十分上積み見込める仕上げ。JRDB的に言うと上昇度Aです。開幕週で内枠も◎。本来は18.マーブルバルダーを狙いたいのですが、フルゲートの大外枠は些か辛いかと。ガツンと勝負はし難いですね。それなら、人気薄になりそうな7.スプリングゲントを狙いたいです。中京開幕を待っていたかのように馬も寝かせてますし。3着1回だけですが、この枠からなら馬場の良い所をロスなく走れるでしょう。
ここまで書いて、何でこの馬がでてきたんだ?サッパリわからん?って人も多いでしょう。仔細は、前述の競馬王1月号(12月8日発売)をご覧下さい。分析データも掲載しておりますので、そちらの方がご理解しやすいでしょう。
【馬場】11/29〜12/3中間馬場情報
★中山競馬場
■今週1週間の天気
11/29(月) 曇 雨量> 0.0mm
30(火) 晴 雨量> 0.0mm
12/ 1(水) 晴 雨量> 0.0mm
2(木) 晴 雨量> 0.0mm
3(金)正午現在
晴 雨量> 0.0mm
芝:良 ダート:良
4(土)予報:晴→雨 90%
5(日)予報:雨→晴 60%
■使用コース状況芝Aコース(前開催:Bコース)
- 開催当日の芝の長さ:野芝約8cm・洋芝約10〜14cm(前開催:野芝約8〜12cm)
- 今開催はオーバーシードの馬場で施行いたします。第4回競馬では野芝のみの状態で施行しましたが、10月下旬に洋芝の種子(イタリアンライグラス)を播種しました。その後、洋芝は順調に生育しており、概ね良好な馬場状態です。尚、今開催は8日間いずれもAコースを使用する予定です。
- 全日程・・・Aコース
- 24・25日:芝刈りを実施しました。
- 開催当日の砂厚:約8cm(前開催:約8cm)
- 特に前開催からの変更事項はなく、開催に備え砂厚調整を行っています。
- 1・2日:コース全面において砂厚調整を実施しました。
- 競走馬の安全のため散水を行うことがあります。
- 今開催は野芝と洋芝の混生馬場で施行します。
- 芝コースと同様に10月下旬に洋芝(トールフェスク)を播種しました。洋芝は順調に生育しており概ね良好な状態です。
- 25日:芝刈りを実施しました。
- 開催日の草丈は約10cmの予定です。
★阪神競馬場
■今週1週間の天気
11/29(月) 晴 雨量> 0.0mm
30(火) 晴 雨量> 0.0mm
12/ 1(水) 晴 雨量> 0.0mm
2(木) 晴 雨量> 0.0mm
3(金)正午現在
晴 雨量> 0.0mm
芝:良 ダート:良
4(土)予報:曇→雨 70%
5(日)予報:雨→晴 60%
■使用コース状況芝Aコース(前開催:Bコース)
- 開催当日の芝の長さ:野芝約5cm・洋芝10〜14cm(前開催:野芝約9〜11cm)
- 野芝をベースとした洋芝(イタリアンライグラス)のオーバーシードでレースを施行します。
- 10月上旬に洋芝の種を播種し、また3コーナーから4コーナーにかけ内側の傷んだ部分(約140m2)を張替えた結果、良好な状態となっています。
- 前4日・・・Aコース、後4日・・・Bコース
- 今週は芝刈りを実施していません。
- 28〜1日:芝の生育管理のため散水を実施しました。
- 開催当日の砂厚:約8cm(前開催:約8cm)
- 4回阪神開催終了後,路盤の点検と一部補修及び砂厚調整を行いました。
- 29〜3日:コース全面において砂厚調整を実施しました。
- 競走馬の安全を考慮し散水することがあります。
- 凍結防止剤は散布していません。
- 野芝をベースとした洋芝(トールフェスク)のオーバーシードでレースを施行します。10月中旬に洋芝の種を播種し、良好な状態となっています。
- 今週は芝刈りを実施していません。
- 26日:芝の生育管理のため肥料を散布しました。
- 開催日の野芝の草丈は洋芝6〜10cm、野芝約5cmの予定です。
★中京競馬場
■今週1週間の天気
11/29(月) 晴 雨量> 0.0mm
30(火) 晴 雨量> 0.0mm
12/ 1(水) 晴 雨量> 0.0mm
2(木) 晴 雨量> 0.0mm
3(金)正午現在
晴 雨量> 0.0mm
芝:良 ダート:良
4(土)予報:曇→雨 80%
5(日)予報:雨→晴 60%
■使用コース状況芝Aコース(前開催:Bコース)
- 開催当日の芝の長さ:野芝約6〜8cm・洋芝約10〜14cm(前開催:野芝約4〜8cm・洋芝約10〜14cm)
- 2回中京競馬終了後、コース全面の芝の更新作業を行い、傷みの目立つ3〜4コーナー間及びホームストレッチ部を中心に約5,600m2の芝張替えを実施しました。また、10月4日ウィンターオーバーシードのために、洋芝(イタリアンライグラス)を播種しました。現在、野芝・洋芝とも順調に生育し、開幕週の今週は緑鮮やかなベストコンデイションです。
- 前4日・・・Aコース、後4日・・・Cコース
- 26日:芝刈りを実施しました。
- 29日:肥料散布を実施しました。
- 開催当日の砂厚:約8cm(前開催:約8cm)
- 2回中京開催終了後、コース全面の路盤点検補修ならびにクッション砂の洗浄を行いました。
- 30日:砂厚調整を実施しました。
★馬券日記★ 12/2
この秋の中山と府中が終わって思い知らされたことは「オレ自身が中央の2場が一番分かってない」ということであった。ここ1年、新潟・福島・中京とローカル回りが多かったために、ローカルの傾向や適性は随分、分析と研究が進んだのとは対照的に、東京や中山を通しで観察する機会が少なかったために、中央の分析や研究はおろそかにしてきたという事実である。馬を見て、レースを見て、常にアドバンテージを生み出す作業をしなければ、「ただの人」になって当たり前。先週、府中ダートのレースを全部見返して、ようやく最終週になって予想も馬券も追いついたのは裏を返せば必然だったという言い方もできる。何事でもそうだと思うけど、努力は人を裏切らないというのはある部分で本当だと思う。
例えば、府中の1000万下で2回も負けてきたコアレスデジタルという馬がいる。これが3走目には圧勝という事実。夏場からデキはずっと良かった馬なのに、なぜこういう成績になったのか?。この馬のレースを3回立て続けに見ることで「なるほど」という要因が見えてくる。蹴りが強くて大トビというのが同馬の特徴で、馬場が雨で締まっていた11/21のレースでは力を出し切れるけれど、前2回は馬場が乾いてたり、雨で馬場がぬかるんでいたりで、蹴りが吸収されていた。この時は小脚の馬じゃないと決め手が出なかったのだ。つまりは府中で馬場が乾いている時は完歩の小さいピッチ走法、馬場が締まっている時は大トビのストライドで。物凄く単純に色分けするとそういうことになる。
同じようなことは芝でも言える。開幕して馬場の良い1開催目、馬場が踏まれて硬くなった中盤、馬場が荒れてきてCコースに替わった最後の2週。それぞれの状況に対して好走馬の折り返しが効かない状況が存在する。一体何が違うのか?馬場状況の違いを基に、内外の差、上がりの時計、走り方に差がどの位あるのか?騎手云々、デキ云々、展開云々で競馬を片付ける前に、実は調べて明確にしなきゃならないことが山ほどある。レースの傾向なんて毎年同じことやってんだから。今週それを調べてみようと思ったが、何やかやで追いつかなかった…。まあでも、近々にやらなきゃいけない課題と自分に課しておこうと思う。
さて、これで最後の開催になる12月。待ちに待った中京開催がやってくる。昨年は万馬券8本ゲットの荒稼ぎで「いい思い」をした開催だったけど、今年はそう上手くいくものかどうか?正直蓋を開けてみないと分からない。とりあえず昨年の中京のVTRを見直して、中京向きの見方と視点と頭を作り直して立ち向かっていこうと思う。方法論は分かっているのだから、あとは如何にそれを形にするかがパドックと予想の課題。馬券的に言うと「馬も騎手も三流が集まる裏番の中京でも、やることやってりゃ美味しいことあるでしょ」ってとこかな。競馬なんて所詮は正しい努力を積み重ねたものが勝つゲームなんですから。
【馬場差】使用コースと馬場差11/27・28
| 日目 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
| 日付 | 11/6 | 11/7 | 11/13 | 11/14 | 11/20 | 11/21 | 11/27 | 11/28 |
| 芝 | -10 | -10 | -6 | -6 | -6 | -6 | -8 〜 -6 |
-4 〜 -2 |
| ダ | -6 | -6 | -10 | -10 | -14 〜 -13 |
-10 | -10 | -10 |
| コ − ス |
B | B | B | B | C | C | C | C |
| 日目 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
| 日付 | 11/6 | 11/7 | 11/13 | 11/14 | 11/20 | 11/21 | 11/27 | 11/28 |
| 芝 | -3 | -3 | 0 〜 -2 |
0 〜 4 |
0 〜 3 |
0 〜 3 |
0 | 0 |
| ダ | -16 〜 -12 |
-12 | -18 〜 -13 |
-12 | -25 〜 -8 |
-8 〜 -6 |
-17 | -12 |
| コ − ス |
A | A | B | B | B | B | B | B |
| 日目 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
| 日付 | 12/4 | 12/5 | 12/11 | 12/12 | 12/18 | 12/19 | 12/25 | 12/26 |
| 芝 | - | - | - | - | - | - | - | - |
| ダ | - | - | - | - | - | - | - | - |
| コ − ス |
A | A | A | A | A | A | A | A |
| 日目 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
| 日付 | 12/4 | 12/5 | 12/11 | 12/12 | 12/18 | 12/19 | 12/25 | 12/26 |
| 芝 | - | - | - | - | - | - | - | - |
| ダ | - | - | - | - | - | - | - | - |
| コ − ス |
A | A | A | A | B | B | B | B |
| 日目 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
| 日付 | 12/4 | 12/5 | 12/11 | 12/12 | 12/18 | 12/19 | 12/25 | 12/26 |
| 芝 | - | - | - | - | - | - | - | - |
| ダ | - | - | - | - | - | - | - | - |
| コ − ス |
A | A | A | A | C | C | C | C |
【回顧】ジャパンカップ BY京介
2400mが距離としてどうかと言われたゼンノロブロイ、またそれ以上に府中のスタンド前発走でそもそも馬込みで折り合いが付くのか不安だったコスモバルク。しかしこの2頭が上位人気を占め、結果からすると馬連馬単1番人気決着。G1レベルの力があると認められた馬が素直に力を発揮できた流れだったと思います。世界の競合と覇を競うレースと言う名目でいながら、外国馬の超抜級が来るわけでもなかったり、3歳でもG1を勝ってない馬の方が人気だったりとあべこべな雰囲気は確かにありましたが、結局はG1レベルのちゃんとした総合力がある馬でないとこのレースを制するのは難しいのでしょう。ゼンノロブロイが後続に付けた着差の3馬身は3歳馬相手に対する現時点でのアドバンテージとも言える相対的な差そのもので、完成度の違いが結果にそのまま出たと言うことでしょう。
-----------------
1着:ゼンノロブロイ
天皇賞以上にトモにメリハリ見せ、ビッシリ仕上がる。引き続き好状態。両前の骨瘤はずっと目立つままだが、これで走っている。レースでは同厩のマグナーテンが飛ばす中、中団馬群の切れ目で追走し、直線外から被されない位置で進んで直線は一番の末脚を発揮。天皇賞からの連覇を達成。
直線見て思うのは他がこの流れでヨレたり加速にモタついたりしている中、4角から坂上まで全く体軸がブレずに直線確り、まっすぐ走りきれていること。よほど四肢のパーツが確りしていないと頂点のクラスのレースでこうはならない。非常にレベルの高い調教を詰まれ、ようやく馬としての完成を見始めてると言った所だろう。本当に府中だと発揮する性能が違う。中山では弱点を見せてしまうのかあるいは以前の頃とは変わった強みを見せられるのか。要注目。
2着:コスモバルク
京都から帰ってきて、パーツの一つ一つがゴツくなってきた印象。連戦続きながら毛艶全く落ちてないしむしろ張りは中山の頃より増している。左前内側に骨瘤平行線、両前脚少し外に開くように歩く。今回リングハミ使用。レースではもっと控えるかと思いきや馬の出脚がやはり速く番手での追走も、ハナ行く馬が5馬身ほど先にいて速い流れで掛かることはなかった。直線向いて一旦差し脚にまごついたかポリシーメイカーに交わされかけたが、坂上盛り返し一伸びして何とか2着に浮上。
直線での動向見てると前半流れに乗っていたにも拘らず直線の指示に反応遅れていて、全体的に不慣れな競馬だった印象は否めない。坂上でもむしろ手応えはあった方。皐月賞の時も馬込みの外なのにまずまず折り合えたようにこういった競馬はできる素地はあった。出脚を多少鈍らすためにもスタート直後に上り坂あった方が折り合い付けやすそうだ。勝ち馬との着差はそれほど悲観しなくても良さそうだし、何度も輸送を続けながら全く馬がくすまないタフさこそ冬場になってより強調できる。次走有馬記念であれば輸送の軽減、得意な冬場、好成績多い中山とほとんど状況は好転する。JC自体が全能力だったとは思えず、上積みはまずまず見込めると思われるが。
3着:デルタブルース
腹目はフックラ見せつつも全体的に体の線をハッキリ見せていた。胴脚長くいかにもステイヤー距離。しかし馬自体にくすみがなく、筋肉が柔らかく新鮮さが伺える。両前は多少のソエとゴム入り蹄鉄。レースはスタート出負けで中団、ゼンノロブロイの一つ後ろ。直線までスムーズも勝負所先にゼンノロブロイに行かれてそれを鈍い脚で後からジリジリ追い上げ、坂上でようやく3着交わした所でゴール。
結果からすると跳びが大きすぎる馬で馬込みに入った分、瞬発力負け。実際はもっと先団で競馬するタイプだろうし、立ち回りの器用さで勝負する馬でもない。早めのロングスパートでこそ自分の形。しかし、不慣れな競馬でも3着まで飛び込んできた辺り自力強化が伺える。
5着:ナリタセンチュリー
胴やや短く結構極端な腰高。メリハリ付き非常に素晴らしい仕上がり。両後の踏み込みが交差している。レースではいつもの後方ブラリではなく中団近くまで付けての9番手。4角では勝ち馬の斜め後ろまで並んだがそこから瞬発力の差が出てあっという間に突き離される。この馬なりに渋太く伸びるも、また坂上で末が鈍り結局5着まで。
今日の競馬では一瞬は伸びたり反応鈍ったりとどうも末脚が一定でなく、前行って位置取り取ろうとすると脚の使い所が非常に難しくなる印象を受けた。この馬の体型や走法もあって後方一手がいいのだろう。無理をして前目に付けても末脚が今日のように鈍るだけかもしれない。
9着:ヒシミラクル
多少は前走より張りは見せるものの、まだ余裕感じる体つき。脚元は見た目スッキリしている。本来ズブい馬がこの流れを4番手に付け、直線手前では一旦先頭に立つかの構えも、直線で脚が続かず馬自身は止まってないが末脚の差で後方へ。確かに復調気配は見せ、徐々に良化はしている。次一変するかはまだ微妙だが、先の展望は見えてきた。
10着:ハーツクライ
脚長で薄身、体つきはスッキリ仕上がってる。トモ甘い。周回中ずっと前脚の膝を閉じないまま外へ突っ張るように変な形で歩いていた。レースでもそんなそぶりが見られ、4角から外回す際は重心が安定せず、過剰に勢い付きすぎて吹っ飛ぶように大外を回っていた。そこで脚使ったためか直線もう一伸びはないまま。相変わらず頭高い上に前足の使い方がバラバラのままで、府中においてもコーナーワーク不得意。今の不器用な競馬のままではどこへ行っても期待値低そうだ。
13着:ハイアーゲーム
細身ながらもフックラというより余裕感じる作り。気配落ちる。レースでは後方でまごつき通しで4角では後手踏み最内狙うが、そこでも前が詰まり通しで追うに追えない終始苦しい展開。道中の反応もずっと良くなく、本調子から外れている印象を受けた。タイトルホルダーでもないのにこの調子では到底G1で手が届くわけがない。苦しい。
16着:ホオキパウェーブ
パドック周回中でも多少首を立てて歩く。脚長。張り艶良く見せ引き続き好調そう。両前のソエ腫れは引き続き目立つ形。左前多少蹄底を傾けていたようにも映った。レースはスムーズに出たのに道中からズルズル後退するばかりで4角は5馬身後方。走りっぷりが相当おかしく、何かを気にして走っていた。生涯成績の中では度外視として見れなくもないが、疲労蓄積や脚元などに大きな不安があったのかも。
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3歳菊花賞組同士の比較で言うと、菊花賞を余裕残しの馬体で勝ったデルタブルースや、あるいはコスモバルクやホオキパウェーブなどがJC当日体調良く見せていて、ハーツクライやハイアーゲームはダービーの頃に比べ全く見映えがしませんでした。カツカツの体で菊花賞使った馬はもう限界が来ていて、まだ先を見据えて使える体でさらに好成績を残せた馬の方が今回も好調維持したと考えられます。今年のダービー好走馬はその後の成績がことごとく芳しくありません。ワンシーズン通してずっと好調維持し続けることの難しさを痛感する次第です。
また外国馬も、日本の馬場の適性云々言うより直線3Fの早上がり勝負になってる現状、かなり地の利の差で苦しいと言えます。一見流れ向かずのデルタブルースでさえ34秒半ばとなれば、ヨレて降着歴のある馬や重馬場で前で粘ったなどの馬に出番があるわけがありません。
今年は天皇賞秋で古馬同士の相手関係をほぼ清算出来ていた時点でゼンノロブロイの一人舞台になるだろう条件は大半が整っていました。その上で外国馬が能力的に今一つで、3歳馬も受身の展開にならざるを得ない以上、この馬のレース振りを脅かす馬が出てこなかった結果になるのは自然の理でしょう。有馬ではゼンノロブロイにガチで挑める馬が出てくるのか、あるいはこのJCから1ヶ月で3歳馬の逆転があるのか。ゼンノロブロイの自滅がない限り、かなり可能性のある馬は限られると思われます。
【回顧】ジャパンカップダート BY京介
朝から快晴ながらも寒風吹きすさぶ中行われたJCD、JC同日開催。東京8日目は前年比にして5割増の何と12万もの入場者数を記録しました。まだパドック裏手のメイン−新スタンドの渡りが未完成で、パドックからの行き来は相変わらず相当に混雑しましたが、通路の立ち見を解消することを最優先してた誘導員の働きが良く、思ったよりも移動に関しては混雑の割にスムーズでした。時間を割いてレース間隔を開けた番組編成などもよく考慮されていて、パドックから返し馬、そして馬券購入に観戦まで、個人的には思ったよりも余裕をもてました。スタンド周辺でも2階以上や地下の馬券売り場ではJCの5分前ほどに空いていたボックスがちらほらあったようです。
毎週毎週JCウィークはパドック周辺の混雑がいつも酷く、返し馬への行き来どころか馬券購入も全くままならない週ですし、週半ばまでは「1日でG1二つなんて現場じゃ最悪だろー」なんて諦め気味だったんですが、思った以上に運営がしっかりしていて、現場で直前までいろいろ動きまごまごしてからでも十分余裕を感じる流れで、馬券面でも全く不満や後悔を残さずいい開催で終われた1日だと思いました。対策さえ確りしてればこれだけの混雑でもスムーズに捌けるので、ぜひ来年も、あるいは他の重賞などでも主催者の方々には努力してもらえればと思います。
レースの方は両方とも例年通り比較的息の緩みのないペースからの差し比べになり、結果両レースともに日本馬がワンツースリーを占める形になりました。やや細身の瞬発力タイプの馬に自分たちの目が慣れている分もあるかもしれませんが、外国馬は少し余裕感じる体つきの馬が多く、かといって体型以上に唸らせるようなモノを持つ馬は今年もいなかったように思います。
ダートでは上がり3F37秒台、芝では上がり3F34秒台。流れに乗ってからこの競馬が出来ないと正直話になりません。馬込みに沿って道中速い流れを追走し、俊敏な差し脚を繰り出す効率の良さはやはり日本馬特有の武器だと言えるでしょう。先行して馬群関係なく押し切ってしまえるような単純能力で上の馬でないと、この府中という変則コースで日本馬を相手にするのは相当苦しいのだと思います。
戦前はアドマイヤドンの抜けた人気の裏では、ドンと戦ってない馬に単勝人気が集中する構図。外国馬有望どころのトータルインパクトが2番人気、ローエングリンが3番人気を占めましたが、結果的にはこの距離で厳しい差し比べになった事とアドマイヤドンが案外なズブさを見せた隙があって、タイムパラドックスが長距離適性差でフェブラリーSとJBCクラシックでのドンとの差を逆転する形になりました。
今年はマイルあるいは1800mで好走する馬が多く、距離が伸びてタフな競馬で、という形でのアドバンテージがかなり利いたのでしょう。結局はキチンとダート戦線で戦ってきて実績を残している馬がほぼ上位を占め、久々ダートの馬や調子一息の馬はことごとく後方に沈みました。ただでさえ単純な押しきり勝負になるようなコースではないのに、適性を探ってる状態の馬が突然走ったりしないようなG1としての位の高さは引き続き示しています。結果からするとマイラーが紛れで来れるようなコースではないなと強く思いました。
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1着:タイムパラドックス
薄身で脚短めの箱型。小柄で小ぢんまり映る体型、少し腹目あるタイプでフックラ見せ順調。両前ゴム入り蹄鉄。前の出が小さく、セカセカ歩く。レースではアドマイヤドンの後ろでマークする位置のまま4角。直線前行く馬が潰れそうな脚色を見てすかさず内に突っ切り、ラチ沿いを突き進む形で外の馬に脚色で優った。
大きく走らない割に腰が引けてタメを作れるタイプで距離伸びたほうがいいスタミナ馬。フェブラリーでは俊敏さ負けして完敗だったものの、縦長の展開になったことでそれほどロスなく乗れて逆にスタミナが生きる流れになったことが勝因か。鞍上の手腕も生きた騎乗だったと言える。
2着:アドマイヤドン
体つきスッキリ、張り艶良く見せビッシリ仕上げる。体調は文句なし。両前脚の繋の裏に多少掠ったような跡がある程度。道中は馬群から被されずすぐに外持ち出せる位置にいる分、外目を回る格好に。直線外目に出すもすぐに前の馬を交わす脚色にならず、案外伸びあぐねる。結局坂上で漸く勢い付いた時にはタイムパラドックスの脚色が優っていて、ジンクライシスをようやく交わした所がゴール。断然人気として力のある所は見せたが。
道中から多少他馬に近寄るのを嫌がるような仕草が多く、モタモタした反応多かった。ここまでモタついて2着なので能力では断然上だが、これで左回りで3連敗。手前の兼ね合いなのか気性的なものがあるのか不満は残った。
3着:ジンクライシス
腹目がスカッとし、ここ目標にビッシリ仕上げてきた印象。脚を長く見せた。相手が格段に強化されてる分前走よりおとなしめに見えたがそれほど見劣りはしない。大きな歩幅で歩く馬。道中は中団にいて4角から絶好の手応えで好位組の外を回し、坂途中でのトータルインパクトとの叩き合いを一歩出かけた所で内と外から強襲が届き、惜しい3着。
経験豊富な馬が多い中、初距離でさらにG1と言う苦しい相手関係も何のその、バッチリ折り合いが付き直線ちょっと走る格好が斜めになりながら脚色も衰えずの大健闘。能力・適性的にはここで通用する力を十分示し、前途洋洋の内容。今までのレース選択で余計な所が少し多かったのではないかとも思える。適性は中距離以上にあるのは体型から明らかだが、賞金の絡みで重賞除外の憂き目に遭った馬。今日は多少ギリギリの印象があったので、無理使いはしないでほしい。
4着:トータルインパクト
昨年のフリートストリートダンサーよりマシだが、それでも日本馬に比べれば腰甘め。筋肉量豊富でガッチリした体型、胴長腰高。トモが確りした歩き方。返し馬までも手先を大きく振り回す大跳びの走りだった。レースでは早め好位から4角で前に並び掛け抜け出す構えも、そのまま押し切るには至らず直線差し比べ勝負で上がり負けする結果に。
路盤が固い砂質のダートで、全体の筋肉量で劣る馬がスイスイ進むダートだと、こういったパワータイプに明らかに不利。元から2000m中心に使ってる馬でもないだけに、先行押しきり策一手のパワータイプにとっては、府中というコースがかなりの難敵だと言えそうだ。最後の坂上もバテてないだけに、府中に一度慣れさえすればまた違うかも。もしできれば来年の再挑戦も期待したいが。
5着:トップオブワールド
腰高薄身、前脚相当短い。引き続きスッキリしすぎるくらいの作り。体調は維持。左前蹄内側のエクイロックスはそのまま。1角で外振られた分も多少あったが、後方にずっと抑え込んでの競馬。4角で前の壁に接近、直線に向いてようやく叩き出し、最後に併せ馬の形で伸びてきてゴール。もうちょっと幅が欲しいが、これから先に繋がる内容とは言えるだろう。
13着:ローエングリン
脚短め。引き続き体つきスッキリ仕上がり順調。両前脚内側の骨瘤はそのまま。テンからスピードに任せてナイキアディライトのハナを奪い、流れを緩めかけたが、後続が手を緩めぬ追走で息入る暇がなく、なし崩しに脚を使いペースメーカー役分を終えて御役御免。坂下でもう手応えはバタバタになっていた。適性としてはもちろんダートを走れてもいい体型ではあるものの、相手が重賞勝ち馬、あるいはG1馬などではさすがに内容で伍する所まで持ち込めない。ダート路線に照準を据えて使っていくならばまた違う結果にもなるだろうが。
14着:ナイキアディライト
相変わらず小ぢんまり見せ、筋肉量や体つきでは見劣る。ただ歩様に柔らかさがあり、可動域に余裕を感じる動きがある。しかしレースでは好枠を引いて相変わらずの二の脚を見せているにも拘らず、大外枠の芝馬にハナを引かれると言う始末。さすがに出脚を争う相手が悪かったわけだが、レースでは砂を被り前半から相当行きっぷりが悪く、3角辺りでもう後退し始めて直線は歩き気味。常に脆い気性と同居している馬で、ハナを切れないと全く力を出せない。
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こうして回顧して見れば、昨年こそ先行した馬が押し切りはしたものの、良馬場で行われれば先団にとって厳しい流れになりやすく、気性難持ちや展開に注文付ける逃げ・先行、あるいは追い込み馬は相当に難しいレースなのでしょう。馬込みで抑えて消耗なく直線勝負に対応できる、ある程度展開万能な差し馬が自在性を発揮し強さを見せる。紛れはあるもののチャンピオン決定戦としては十分格好を付けられるレースだと思います。タイムパラドックスには決して今回の結果がアドマイヤドンに対してのフロックではなく、これ以降も強いG1馬としての立場で結果を塗り替えていって欲しいものです。
